トランプ現大統領在任時ラウンド数300に迫る
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/12/01号
2020/12/21更新

トランプ現大統領在任時
ラウンド数300に迫る

 アメリカ大統領選の勝敗が報じられた際、トランプ大統領はバージニア州のトランプナショナルGCでプレーをしていた。

 これが彼が2017年1月に大統領に就任してから294回目のゴルフで、さらに翌日もラウンドして295回目。

 トランプ大統領は4年前、オバマ前大統領を「ゴルフばかりしていて仕事をしなかった」と、散々批判していたが、オバマ氏が8年間の在任中に333日間ゴルフをしていたのに対して、トランプは、4年弱で295回。もっとも、本人に言わせれば、この295回というのは自身のゴルフコースで開催されたLPGAの試合観戦なども含まれているうえ「私の場合、ゴルフはエクササイズで、素早くプレーしている。オバマは自分より遥かにゴルフに時間をかけている」ということになるのだが……。アメリカの税金でプレーして、4年間で10億円以上を費やし、シークレットサービスだけでも1億円以上、随行のためのカート代や宿泊費を自身のゴルフ場に落としている(儲けている)。

 とはいえ、歴代のアメリカ大統領でトランプが、在任中一番ゴルフをしていたというわけではない。20世期初頭のウッドロー・ウィルソン第28代大統領は8年間で推定1200ラウンドしたというし、オーガスタのメンバーでもあった第34代ドワイト・アイゼンハワーは8年間で800ラウンドしたとされている。

 ちなみに、歴代大統領で“ベストゴルファー"と評されるのはジョン・F・ケネディ(第35代)で、その次がハンディ6・8のジョー・バイデンと言う米メディアもある。一方、“ワーストゴルファー"はトランプだ、という声も聞くようになってきた。ボールをよく蹴り出すことから“ゴルフ界のペレ"のあだ名もあったというトランプ大統領。ゴルフでごまかしをしていた人が、選挙の不正を訴えているのが現実だ。

  
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