> 雑誌・出版情報 > BACK 9 WEB
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2009/4/21号
2009/04/10更新

やさしい3番と飛ぶ5番のせい?
なぜか市場から「バッフィ」が消えたワケ

 7番ウッドや9番ウッドなど、キャディバッグに収まるウッドの本数が増えるなか、存在感が薄くなっているのが4番ウッド。スプーンやクリークは知っていても、バッフィという愛称が通じない若年ゴルファーも多い。果たして4番ウッドはその役割を終えつつあるのだろうか。


ロイコレでもBBS's304Tはバッフィがラインナップされる

 プロのクラブセッティングを見渡しても、3番と5番が定番で、4番ウッドを組み込む選手はすでに少数派だ。

「ジュニアの頃は4番ウッドも使っていましたが、最近の3番は球が簡単に上がるし、5番は飛ぶようになったので、今は4番を使う理由がありません」(馬場ゆかり)という意見にはアマチュアの多くもうなずくことだろう。

 一方、「選ばれなくなったという以前に、メーカーが4番ウッドを作らなくなった」と指摘するのは二木ゴルフ・商品部の北條圭一郎部長。

「ロフト角でいえば実質4番なのに表記を5番にしているクラブが増えました。5番で4番並みに飛べばゴルファーは喜びます。こうした流れに先鞭をつけたのはマックテックでは」と北條部長。

 マグレガーが、初めて4番ウッドを省いた『マックテックネオ』を発売したのは99年。それ以来、『マックテック』シリーズは4番の設定がない。

 それまでロフトが13度前後だった3番のロフトを『マックテックネオ』では15度まで寝かせ、逆に5番は20度前後だったものを18度に立てた。

「その間に16度や17度の4番を無理に入れる意味もありませんし、3度刻みのロフトのほうが合理的です」(マグレガージャパン・松下健氏)

 以来、アベレージゴルファー向けのフェアウェイウッドで4番を省略するモデルが増えてきた。

 一方、上級者向けモデルでもあえて4番を入れないケースもある。

「ロイヤルコレクション『BBD's304F』は3番が打てる人を前提にしたモデル。3番が打てない人は4番も上手く打てないし、5番で届かない距離でも10ヤードの飛距離アップのために4番でリスクを冒す必要はないでしょう。ティショットで正確性を求めるならやはり5番のほうが適しています」(ロイヤルコレクション・吉村淳哉氏)

 4番ウッドの必要性が小さくなったのは3番や5番ウッドの性能向上が最大の要因だが、クラブメーカーのお家の事情も見え隠れする。

 7、9、11、さらには13番とショートウッドのバリエーションを増やす一方で、「生産や在庫のコストを少しでもカットしたいのが本音」(大手メーカー)ということもある。

 フェアウェイウッドに強い別のメーカーによれば、フェアウェイウッド全番手のうち4番ウッドの比率は年々下がっているそうだ。

「低重心になって誰でも打てる3番が多くなっていること。それでも難しい人は5番からというセッティングもあります。3番、5番を10とすれば、4番の比率は2割程度」

 バッフィもかつてのブラッシー(2番ウッド)のような道を辿るのだろうか。




一覧へ戻る

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

最新人気ランキング

1(2010年)古閑、上田らトッププロを育てた「坂田塾」が閉塾に。塾長、語る。 2(2012年)豪ギブソンが16アンダー。遼の世界記録破るスコア「55」が出た! 3連絡は入れよう!雨の日の当日キャンセル、昨今の事情は…… 4番組企画でQT出場。106叩きで議論に…… 5曲げたくても曲がらないドライバーが今年の流行り? 6「違反していない」アンカリング“ズル疑惑” ランガーがコメント発表 7腰が痛くなったら ゴルフをしたほうがいい? 8超軽量ドライバーはやっぱり振りやすい? 9アンプレ処置の椿事!女子プロがバンカー内の球を外にドロップしちゃった 10(2010年)なぜ? 1週間に二度も乗用カート事故が起きたゴルフ場を実地検分
  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です