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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 6/24号
2003年更新
※この記事の内容は2003年のものです。最新の情報ではありません

デーブ大久保がダイヤモンド杯で34オーバー
最下位での予選落ち、推薦基準に賛否の声

 先のダイヤモンドカップで、2日間で34オーバーの大叩きを演じた元プロ野球選手(西武~巨人)のデーブ大久保(本名=大久保博元)が話題になっている。賛否両論、それでも注目される大久保出場の是非、スポンサー推薦について迫った。

 ダイヤモンドカップの予選2日目。初日88を叩き、すでに予選落ちが確定的だった大久保は、難コースで自らメンバーでもある大洗GCでドライバーを振り回し、スコアそっちのけ? のプレーを展開。その飛距離に目を丸くし、喜ぶファンも多かったが、そのスコアに眉をひそめる者がいたのもまた事実だ。

 当の本人は「ファンにドライバーショットを見せてあげたほうがいいと思って、ドライバーを結構使いました。別に100を打ってもいいじゃないかと思ってました」と涼しげな顔。大叩きには「これから練習してきます。ちょっと磨いてきます。いつか見てろよ……。いつか見せたいです」とコメント。

 95年、巨人を最後にプロ野球を引退した大久保は、その後「プロゴルファーを目指す」と宣言。日本のプロゴルフ界の制度改革で、プロテストを受けなくてもQT(クオリファイイング・トーナメント)から出場資格が得られるようになったこともあり、02年の出場権を争うQT(01年実施)に参加。ここでファーストQTを通過、見事セカンドに進出した。

 これで主催者推薦の選考内訳について書かれたツアー規定第13条(2)の(2)ツアーメンバー外(a)前年度QTセカンド、サードおよびファイナル出場者の項に該当し、年間6試合までの推薦出場が可能となった。

 もちろん、出場3試合すべて予選落ちした昨年も、セカンドQTにエントリー。やはりセカンド突破はならなかったものの、セカンドに出たことで今年も同じ権利を獲得。東建ホームメイト、ダイヤモンドカップとすでに2試合に出場、いずれも大叩きで予選落ちを喫している。プロの選手の中においても抜群の飛距離と、そのエンターテナーぶりは、それなりに人気を集めているが、やはりセカンドQT止まりの実力で成績は別表の通り。現状ではツアーで通用するレベルには至っていない。普通なら試合出場などかなわないところだが、そこは元巨人軍の人気者。抜群の飛距離とネームバリューもあり、主催者推薦の声がかかっているのが現状だ。

 そもそもスポンサー推薦とは、主催者が出場権のない選手の中から契約、開催コース関連、あるいは話題性があってメディア露出度の高い者を選んで与えるのが通例となっている枠で、出場総人数の15パーセント以下という規定の中で、主催者が自由に選べる。

 近年では、この枠のうちいくつかを予選会(通称マンデー)に充て、これを通った調子のいい者を出場させる試合も増えてきており、ダイヤモンドカップもそのひとつ。だが、その場合も、今回の大久保のように本戦への直接推薦を与える枠も残してあることが多い。

 ツアーを仕切る日本ゴルフツアー機構(JGTO)では「推薦枠は基本的に主催者任せ。主催者にとっては、推薦で出た選手が好成績を挙げるに越したことはないが、たとえばプロアマでのお客さんとのコミュニケーションの上でプラスになれば成績には目をつぶるというこもあるのでは。あまり大叩きをするような例では、同じ試合に出る選手の中には、快く思わない選手がいるのも確かですが、JGTOとしては歓迎ではないけれど否定でもない、といったところ。とにかく技術をもっと磨いてほしい」(渡辺一美専務理事)とコメントしている。

 関係者の間には「今のままの成績では所詮“見世物担当”。もっと腕を磨かないと、他の主催者も今後出しにくくなる」と大久保に対して手厳しい意見も飛び出している。だが、同時に大久保出場に対して歓迎しない選手たちにも「この御時世に試合があるだけでも有難いのに……。(デーブと一緒の試合に出るのが)嫌なら出なければいい。何を甘い事言っているんだ」と現状認識の甘さに怒りの声も出ている。

 いずれにしても次は7月31日からのアイフルカップへの出場が決まっている大久保。飛ばしと明るいキャラクターといったスター性は抜群なだけに、人気低迷に悩む日本のツアー界のためにも、何とか予選を通過するぐらいの技術をつけて欲しいと思うのだが……。

※この記事の内容は2003年のものです。最新の情報ではありません

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