コロナの影響でラッキーエースの当たり年に?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/07/21号
2020/08/17更新

コロナの影響で
ラッキーエースの当たり年に?

 コロナ禍のなかホールインワンが増える?……というお話。

 米ツアー再開初戦のチャールズシュワブ・チャレンジの初日、韓国のカン・スンがエースを決めたが、無観客のため、歓声も上がらずキャディとのハイタッチもできず、淡々としたムード。さらに遡ること1カ月前、ツアー再開の前だが、ジョーダン・スピースが「あれは、(ホールインワンとして)カウントされるはず」と主張するショットもコロナ禍のゴルフならではのものだ。スピースのホームコースで開催されたチャリティ試合では、カップの中に円柱が入れられ、それによってカップを“かさ上げ"することで、カップに触らずボールを取り出すことができるようになっていたが、スピースの打った110ヤードショットはその円柱にヒット。「ちょっとの間、ボールが音を立てて回り、カップから飛び出たんだ。あれは(普段なら)入っていたはず」。しかし、実際は、なんと飛び出たボールが転がって池ポチャになったという。

 日本でもさまざまな“カップかさ上げアイテム"が登場しているが、アメリカでは、スピースの円柱のほか、カップをさかさまに入れグリーン表面より高くして「カップに当たればインしたことにする」といったコロナ対策が取られているコースが少なくない。

 これによって、カップに蹴られて……はなくなる。今年はアマチュアゴルファーのホールインワンがどっと増えるかも!?

  
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