コロナ禍のなかホールインワンが増える?……というお話。
米ツアー再開初戦のチャールズシュワブ・チャレンジの初日、韓国のカン・スンがエースを決めたが、無観客のため、歓声も上がらずキャディとのハイタッチもできず、淡々としたムード。さらに遡ること1カ月前、ツアー再開の前だが、ジョーダン・スピースが「あれは、(ホールインワンとして)カウントされるはず」と主張するショットもコロナ禍のゴルフならではのものだ。スピースのホームコースで開催されたチャリティ試合では、カップの中に円柱が入れられ、それによってカップを“かさ上げ"することで、カップに触らずボールを取り出すことができるようになっていたが、スピースの打った110ヤードショットはその円柱にヒット。「ちょっとの間、ボールが音を立てて回り、カップから飛び出たんだ。あれは(普段なら)入っていたはず」。しかし、実際は、なんと飛び出たボールが転がって池ポチャになったという。
日本でもさまざまな“カップかさ上げアイテム"が登場しているが、アメリカでは、スピースの円柱のほか、カップをさかさまに入れグリーン表面より高くして「カップに当たればインしたことにする」といったコロナ対策が取られているコースが少なくない。
これによって、カップに蹴られて……はなくなる。今年はアマチュアゴルファーのホールインワンがどっと増えるかも!?
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