もう50!シニアにワクワクフューリック
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/5/26号
2020/06/01更新

もう50!
シニアにワクワクフューリック

 論語には「五十にして天命を知る」とあるが、人生百年時代、「五十」は中間点。とくにプロゴルファーにとってはシニアという新しいステージの出発点だ。

5月12日で50歳のフューリック

 今季、米チャンピオンズツアーは5試合消化したところで、新型コロナウイルスのため6月いっぱいのキャンセルが決定。その5試合目に勝利したのが、南アフリカのアーニー・エルス(50)だ。ハワイで行われた三菱電機選手権でシニアデビューしたエルスは、プレーオフの末に2位。自身3戦目のホーグクラシックで初優勝を果たした。

 7月にツアーは再開される予定だが、それを心待ちにしているのが、5月12日に50歳になる、ライダーカップのキャプテンも務めたジム・フューリックとカナダ出身のマイク・ウィアーだ。

 フューリックは、すでにシニアに参戦しているレティーフ・グーセン、エルス、そして近い将来50歳になるデビッド・デュバル(49)、ジャスティン・レナード(48)などの名前を挙げて「友人とまた一緒にできるのが楽しみだ」と語った。ちなみに、フィル・ミケルソンは来月50歳だし、タイガー・ウッズも4年半後に50歳だ。

 一方、日本のシニアツアーは、開幕から2試合は延期、3、4戦目は中止を決定しているが、3月に行われた最終予選会は予定通り終了。トップ通過を果たしたのは篠崎紀夫(50)だ。篠崎は昨シーズン終盤の4試合に出場したがシードには届かず、予選会からの再起を狙っており「とりあえず、ほっとしました」。3位になった野仲茂は、今年10月で50歳。ツアー2勝以上、または日本タイトル1勝がシードの条件で、野仲は関西オープン1勝のみで資格がなく、10月からの試合で来季のシード獲得を狙う。

 8位になった小山内護はツアー4勝でシード権があるが、今季はその権利を行使せず、あえて予選会からの挑戦を選んだ。ツアー9勝の佐藤信人は今季からシード選手としてシニアデビューする。

 知名プロたちの活躍が待ち遠しい。

  
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