英国人プロはサッカーだーい好き!フランス人プロは無反応
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/08/07号
2018/07/30更新

英国人プロはサッカーだーい好き!
フランス人プロは無反応

 サッカーワールドカップはフランスの20年ぶり優勝で幕を閉じた。ところがフランス人のプロゴルファーの歓喜の発信は皆無。ではもっとも結果にこだわったのはどこの国の選手たち?

 準決勝のクロアチア戦にイングランドが2-1で敗れた日、同国のプロゴルファーたちは一斉にSNSで嘆き、悲しんだ。

 目下欧州ツアーナンバー1のトミー・フリートウッドは「悔しい、打ちのめされた、だめだ、胃がせり上がってきそうだ。皆思いは同じだろう。でもこのチーム、この監督で必ず次回われわれはワールドカップに勝つ! 悔しいけれどこのチームと選手たちは本当に素晴らしかった。素晴らしい思い出をありがとう!」と思いの丈を打ち明けた。

 イアン・ポールターは「本当に残念でたまらない。素晴らしいプレーで夢を見させてくれた。どうか顔を上げ前を向いてほしい」と選手たちの健闘に敬意を表した。

 「イングランド人であることを誇りに思わせてくれた。未来は明るい」とシンプルにコメントしたのはルーク・ドナルド。

 もじゃもじゃのヒゲがトレードマークのアンドリュー・“ビーフ"・ジョンストンも「夢破れて心が痛い。でもキミたちはわれわれの誇り。愛している。すごーく愛している」と柄にもなく(?)センチメンタルな雰囲気。

 「ワールドカップがこんな形で終わってしまうなんて残念で仕方ない。若きチームは素晴らしい戦いをしてくれた」(マット・フィッツパトリック)などなど、なかには泣き顔のビデオを投稿するプレーヤーもおり、イングランド勢のサッカーにかける熱量を感じさせた。

 そういえばサッカーもゴルフも同地が“ふるさと"。この熱さも当然か。一方フランス人のプロたちはビクトル・デビュイソンもトーマス・レベもジャン・ヴァンデベルデもノーリアクション。前号の小欄で「フランス人はゴルフに興味がない」と嘆いたプロの話を掲載したが、サッカー世界一でも熱くならないとは……これもお国柄?

 

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