QTシーズン。アメリカに挑んだ者たちの結果やいかに
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/12/29号
2015/12/22更新

QTシーズン。アメリカに
挑んだ者たちの結果やいかに

 年末年始は世界各地のツアーで新シーズンの出場権を争うクォリファイが行われる季節。アメリカで"チャレンジ"した選手たちの結果を見てみよう。

アメリカに挑んだ者たち

 12月2~5日に米アリゾナ州スコッツデールで行われた米シニア、チャンピオンズツアーのファイナルQスクールに挑戦したのは、尾崎直道と崎山武志の2人。9位タイまでが合格圏内だったが、尾崎は13位タイ、崎山は46位タイで、残念ながら通過は果たせなかった。

 06年から5年間、同ツアーのメンバーだった尾崎は「懐かしい空気を吸いたい」と"古巣"にカムバックするために1次予選を突破しての挑戦だった。

 パターが入らず苦戦した崎山は、「ショットは向こうでも通用すると思えたのが収穫だった」と、気持ちを来シーズンのメジャー挑戦へと切り替えていた。

 50歳以上が挑むステージだけに、日本のファンにも懐かしい名前も見られる。1位通過を果たしたのは日本プロなど日本ツアーで6勝を挙げたブラント・ジョーブだ。20位タイにはコロンビアのエドアルド・エレラ。30位タイには中国のチャン・リャンウェイ。56位にはカナダのリック・ギブソン。いずれも日本を舞台に活躍していた選手だ。

 12月2~5日に米フロリダ州LPGAインターナショナルで行われた米LPGAのファイナルQTには、日本から有村智恵と永井花奈が出場。

 20位までが合格で45位までが欠場者が出た試合に出場できる資格を得られる。最終日に65位から43位に順位を上げた有村は、何とか条件付きの合格圏内に滑り込んだ形だ。しかし、来シーズンの有村は3月から開幕する下部ツアー(シメトラツアー)に専念して、レギュラーツアーへの昇格を狙うとしている。

 永井は139位で決勝に進めなかった。

 
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