米朝首脳会談ゴルフ外交ならず!アメリカで実現するか?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/03号
2018/07/06更新

米朝首脳会談ゴルフ外交ならず!
アメリカで実現するか?

  世界的に注目を集めた米朝首脳会談。まさかシンガポールでもゴルフ外交が?と一部で話題になっていたのだが……。

 米メディアでは「彼(トランプ大統領)は、キム(正恩朝鮮労働党委員長)とゴルフをする可能性を(政権内部で)話し合っている」とトランプ政権の高官が語っていると報じられていた。結局、シンガポールでは実現しなかったが、もしこの2人がゴルフをしたらどんなことになるのだろう?

 金正恩氏の父、正日氏には、ゴルフに関する“超絶エピソード"が伝わっている。なんと、7700ヤードの平壌ゴルフコースでの初ラウンドのスコアが34(!)だったという。実に38アンダーで、ホールインワン連発。しかも、このラウンドには、17人のボディガードなどの証人もいるというのだ。“神がかりの才能"(?)は、正恩氏にも受け継がれているとされているが……。ちなみに、正恩氏がゴルファーなのかは定かではないが、平壌のパターコースを設計したとのことなので、ゴルフの知識はあるようだ。ただ、正日氏の38アンダーについては、北朝鮮以外では誰にも信じられていないのだが……。

 一方のトランプ大統領は、昨年、6800ヤードのトランプナショナルGCワシントンで、雨風のなか、73でラウンドしたと共和党の上院議員が証言。そのコースでは、数カ月前にシニアツアーが開催されたのだが、プロの半数以上が74を切ることができなかった。それゆえ、トランプ大統領の「73」を疑問視する声も少なからずあったのだが、「34」よりはまだ現実味のある話だった。

 米朝会談直後の記者会見でトランプ大統領は、「ある時期になれば、おそらく、金正恩氏をワシントンに招くことになる」と語っている。

 もし2人のゴルフ外交が実現するのであれば、先のトランプナショナルGCワシントンが有力といえるかも。ただ、もしラウンドが実現したとしてもスコアは“国家機密"扱いとなるだろうが……。

 
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