週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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ゴルファーがNFLのジャガーズに
入るってほんと？

　プロゴルファーがアメリカンフットボールＮＦＬのチームと契約した。とはいえ、むろん、選手になるわけではない。

昨年、欧州ツアーで１勝したジュリアン・スリ（26）がフロリダのジャクソンビル・ジャガーズと＂アンバサダー契約＂を結んだのだ。かつて、ペイン・スチュワートやベン・カーティスがＮＦＬと契約し、トーナメント開催地区にあるアメフトのチームカラーのウェアでプレーしたことはあるが、一つのチームと契約するのは初めてのことだ。

フロリダ・ジャクソンビル郊外には、プレーヤーズ選手権が開かれるＴＰＣソーグラスやＰＧＡツアーの本部もあり、いわば米プロゴルフの＂聖地＂。ゴルフ好きでジャガーズファンという人も多い。また、ジャガーズも出場するＮＦＬのインターナショナルシリーズが毎年ロンドンで開催されることから、地元出身で欧州ツアーに参戦しているスリに白羽の矢が立ったようだ。

スリは自身のツイッターで「ホームタウンのチーム、ジャガーズとパートナーになって、やる気満々だ。『ＤＴＷＤ』と叫ぶことに興奮している」と語っている。ちなみにＤＴＷＤというのはデュバル・ティル・ウィー・ダイ（死ぬまでデュバルのファン）の略。ここでのデュバルはデビッド・デュバルのことではなく、ジャクソンビルのあるデュバル郡を指し、「デュバル」はジャガーズとそのファンクラブの愛称になっている。しかし、ご存じデビッド・デュバルもジャクソンビル出身。こちらと契約すればいいのにと思うが、スリは若く、ジャガーズファンで、契約金が安い、という理由があるようだ。

　
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