ゴルファーが絶対やってはいけないことを大統領がやっていた!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/07/18号
2017/07/07更新

ゴルファーが絶対やってはいけないことを
大統領がやっていた!

 さまざまな"疑惑のデパート"と化しているドナルド・トランプ大統領。これまで"まとも"とされていたゴルフのプレーぶりにもついに批判が……。

 多少の成金趣味はあっても、彼が作ったり買収したりするコースは、質が高いとの評価があった。また、かつてはスクラッチプレーヤーだったともいわれていることから、ゴルフの見識だけは高いとされていたのだが、そんな神話もあっけなく崩れてしまった。

  というのも、ゴルファーにとっては"衝撃"の映像がネット上に出回ったから。トランプ大統領は自らハンドルを握ったゴルフカートでグリーンを横切ったのだ。グリーンがコースの"命"なのはゴルファーなら誰もが知っていること。そのグリーンの芝を痛めるカートの乗り入れは、固く禁じられているエチケットなのに……。しかも、撮影されたコースはニュージャージー州ベッドミニスターにあるトランプナショナルGC。名の通り自身がオーナーだが、13日から開催される全米女子オープンの会場でもあるのだ。同オープンは女子の試合では世界最高・最大ともいわれるイベントだけに、試合前のコースのセッティングや管理は、とくに気が使われる。トランプ大統領の行為は、一般ゴルファーはもとより大会主催のUSGAも愚弄したといえる。

 撮影されたのは、6月9日だが、下旬になって映像が明るみになった。それがゴルフ誌ばかりでなく、ワシントンポスト紙などをはじめとする一般紙が伝えた。ネットは炎上し、トランプ支持者からも「これまで信じていたが、すぐにでも弾劾すべきだ」とか「これは彼が犯した最大の罪だ」といった声まで挙がった。

 さらには、ワシントンDCにほど近い、バーモント州にあるトランプナショナルGCでは、同じような乗り入れが常習化していたという証言や写真まで飛び出し、騒ぎはしばらく続きそうだ。

 
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