記念受験?全米OP予選で127が出た!1ラウンドのおハナシです
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/06/06号
2017/06/05更新

記念受験?全米OP予選で127が出た!
1ラウンドのおハナシです

 1ラウンド127という記録が出た。アマチュアではなく、プロが出したスコアなのだ。

 6月15日からの全米オープンに向けての1次地区予選でのこと。同予選は、アメリカとカナダの114コースで開催され、アマチュアを含めた9000人以上が参加したのだが、アラバマ州のロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイルのシルバーレイクスCで行われた予選に参加したプロ、クリフトン・マクドナルドは68・59の127、55オーバーというスコア。

 インの10番からスタートしたマクドナルドは16番パー5で14を叩き、18番パー4でも11。前半だけで68と大叩きをしたにもかかわらず、棄権せずに18ホールを回り切った。結局、1ラウンドでバーディはおろか、パーもとれず、ボーギーが2回、ダボが8回、トリが4回で、残りの4ホールはそれ以上というスコア。アラバマゴルフ協会のアンディ・プリースト氏によれば、「スコアカードを提出した際に、長くは話せなかったが、彼は本当にナイスガイだ。コースは難しかったが、素晴らしい晴天で、風もなく、単に彼は力不足だったといえるだろう」とか。ただ、このマクドナルドというプロについては、全く情報がなく、本人のコメントもない。もしかすると、予選会に出たくて単にプロ宣言をしただけの"一般ゴルファー"なのかもしれない。そもそもこのマクドナルドがこれほど注目を集めたのは、後続の組で回り、2次予選に駒を進めたリー・マッコイというプロが、ツイッターで公にしたから。さんざん待たされ怒り心頭だったのだろう、スコアカードの写真までアップしたのだ。

 かつてUSGAにワーストスコアを問い合わせたことがあったが「悪いほうの記録は残していない」とのことだった。となると、今回の「127」がプロの1ラウンドの最悪スコアとして記録されることもありうるし、新たに全米オープンの予選会の参加条件が変わるかもしれない。

 
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