今週開催プレジデンツ杯、予想は米国の圧勝?
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/10/20号
2015/10/15更新

今週開催プレジデンツ杯
予想は米国の圧勝?

 ライダーカップ(米国対欧州選抜)の向こうを張って、2年ごとに開催されるプレジデンツカップ(米国対〈欧州除く〉世界選抜)が今週開催。顔触れは──。

 米国選抜はフェデックスカップランキングの上位10選手、世界選抜は世界ランキングの上位10選手を自動選出。残る2人が推薦枠だ。米国主将、ジェイ・ハースは息子でランク11位のビル・ハースと史上最多出場のフィル・ミケルソンを選んだ。ハース主将は息子を選んだことについて、「誰であっても11位の選手を選ぼうと思っていた」。さらに「ミケルソンはロッカーでもリーダーになってくれる。100パーセント信頼に足る選手だ」とコメント。

 世界選抜のニック・プライス主将は世界ランク11位のスティーブン・ボーディッチと開催地韓国出身のベ・サンムンを選出。ベはランクで19番目だが「開催コース(ジャック・ニクラスGC)で2勝していて、明らかに彼はこのコースに合っている。実績を重視した」とのこと。ベが同大会後、兵役に就くのも考慮したといわれる。

 テレビ解説者の佐渡充高氏は、この顔ぶれについて「米国が圧倒的に強いでしょうね。世界選抜はデイの1枚看板のみ。米国はスピースをはじめ、現在急上昇中の若手揃い。勝負にならないでしょう」と予想する。

 ハース親子については「父は息子に『10位に入れよ』と言っていて、外れた時点では選ばないつもりでいたらしい。しかし、選手からハースの人柄を慕う声が出て決心したそうです」(同)

 勝負はゲタをはくまでわからない。日本の松山に期待しよう。

 
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