ミケも参戦!シニアルーキーたちの戦いが劇アツ!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/03号
2020/11/19更新

ミケも参戦!
シニアルーキーたちの戦いが劇アツ!

 米チャンピオンズツアーが熱い! ジム・フューリック、アーニー・エルス、フィル・ミケルソンなどなど。スター揃いのフィールドでエルスがキング争いに名乗りを上げた。

 10年以上同ツアーのキングの座を守ってきたベルンハルト・ランガーも60歳を超え、さすがにピークは過ぎたように見える。となると、ランガー時代に終止符を打つべくシニアルーキーたちが名乗り。大激戦を繰り広げている。

 最右翼と思われたのがフューリック。シニアデビューから2試合連続優勝を飾り、先のSAS選手権でツアー史上初のデビュー3連勝を狙っていた。しかし、立ちはだかったのがエルス。3打差の9位からスタートした最終日に「66」の好スコアをマークし、コリン・モンゴメリーに1打差をつけ逆転でツアー2勝目を達成。フューリックは9位タイに終わった。

 篠突く雨のなか、最終ホールで12メートルのロングパットを沈めたエルスは「今日は最初から64を出すつもりでプレーした」と勝つことだけを意識したと打ち明ける。というのも3週間前のピュアインシュランス選手権最終ホールで60センチのパットをミスし、プレーオフ進出を逃した苦い経験があったから。

「60センチを外して12メートルが入る。ゴルフは本当に不思議なゲームだね」

 昨年10月、50歳の誕生日を迎えシニアデビューしたが今年はいまひとつパットの調子が上がらなかったのだとか。そんなとき「マーク・オメーラの練習風景を観察したんだ。同じパターを使っているし、めっぽうパターが上手い先輩。ちょっとしたアドバイスをもらってよくなった。勝てたのは彼のおかげ」とエルス。

 シニアデビュー初戦に優勝しながらレギュラーツアーに専念中のミケルソンも16 日開幕のドミニオンエナジークラシックにはエントリー。エルス、フューリックを加えた最強ルーキー三つ巴の戦いから目が離せない。

  
【関連記事】こちらも注目です!
2019/07/09 勇気が出る!一度はプロを断念した男がメジャーを獲るまで
2020/10/19 ランガー時代の終焉?フューリック米シニアあっさり2勝

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト