16日からの「メモリアル」でギャラリー入れます!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/6/30号
2020/07/20更新

16日からの「メモリアル」で
ギャラリー入れます!

 ジャック・ニクラス主宰のメモリアルトーナメントがツアー再開後、初めて観客を入れて実施されることになる。

 無観客からの脱却を後押ししたのは開催コース、ミュアフィールドビレッジがあるオハイオ州のマイク・デワイン州知事。「PGAツアーの対策案は非常にきめ細かい内容だ」と評価し、観客動員を承諾した。

 詳細は追って発表されるが、関係者によるとトーナメントに入場できるのは最大8000人。これは通常の試合の動員可能人数の2割程度だ。観客席は設置せず各ホールに指定区域を設け、座るか立つかして観戦できるようにする。ギャラリーは基本マスクの着用が義務付けられ、すべての出入り口で検温を実施。衛生面の対策にも万全を期すほか、密を避けるために会場内を一方通行にする案も検討されている。

 PGAツアーはチャールズシュワブチャレンジで再開し、4試合は無観客で行うことが決まっている。5戦目のジョンディアクラシックが中止になったため、そこに新規トーナメント(7月9日開幕)が入るのだが、開催コースはメモリアルと同じミュアフィールドビレッジ。ここまで無観客で行ったあと16日にメモリアルがスタート。

 新規トーナメントでは観客ありの翌週に備え、入場の際のギャラリーの検温についてシミュレーション(予行練習)を行うことにしている。

 入場者にコロナに感染しているかどうかの検査は行わないが、選手や主要スタッフへの検査は実施が予定されており、それについても前週の新規大会で“テストラン"を行う。「メモリアルにファンが戻ってくるのは非常に前向きなニュース。まだ限定的ではあるが開催を心から楽しみにしている」とツアーはコメントを発表している。

 ちなみに米女子ツアー再開初戦マラソンクラシック(7月23日開幕)もオハイオ州が舞台。こちらは入場制限を設けずギャラリーを受け入れる方針だという。

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