4月4日、トランプ大統領がMLB(野球)、NBA(バスケット)、NFL(アメフト)をはじめとした主要プロスポーツの競技団体トップと電話会議を行った。
ゴルフ界からはPGAツアーのジェイ・モナハンとLPGAツアーのマイケル・ワン両コミッショナーが参加。米スポーツ局は、トランプ大統領が「NFLが予定通り9月に開幕することを期待する。スタジアムやアリーナで開催されるほかのスポーツも8月か9月に再開されることを望んでいる」と語ったと報じた。
ゴルフについて日程的な要請はなかったが「ファンたちは再開を待ち望んでいる。ゴルフ場に(観戦に)行ってクリーンでフレッシュな空気を胸いっぱい吸い込みたいはず」と、ゴルフ好きの大統領らしい持論を展開した。
PGAツアーの再開予定は(4月8日現在で)5月21日開幕のチャールズシュワブチャレンジとされているが、それまでに情勢が変化すれば、さらなる延期もあるだろう。また全英オープンは中止されたが、全米オープンを主催するUSGAは9月17〜20日に開催するとアナウンスした(4月9日現在)。
LPGAツアーは6月19日開幕のウォルマートNWアーカンソーから再スタートの予定とされている。
それぞれの競技再開、開幕がいつになるのかについて大統領は「具体的な日程はいえない。でも皆が思っているより早くなるのではないか」と楽観的な見解を示している。
ちなみにメジャーリーグは7月にまず無観客で、8月か9月には観客を入れて試合を行うシナリオを想定している。 会議に参加したコミッショナーたちは一様に「大統領の強力なリーダーシップとスポーツへの理解に感謝する」と言い、大統領は「大変な時期だからこそスポーツ界のサポートが必要」と各界トップを激励したと米紙は報じている。
しかしコロナとの戦いは容易ではない。まだ先はなにも見えていない。
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