トランプ大統領が米プロスポーツトップ会談
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/4/28号
2020/5/14更新

トランプ大統領が
米プロスポーツトップ会談

 4月4日、トランプ大統領がMLB(野球)、NBA(バスケット)、NFL(アメフト)をはじめとした主要プロスポーツの競技団体トップと電話会議を行った。

 ゴルフ界からはPGAツアーのジェイ・モナハンとLPGAツアーのマイケル・ワン両コミッショナーが参加。米スポーツ局は、トランプ大統領が「NFLが予定通り9月に開幕することを期待する。スタジアムやアリーナで開催されるほかのスポーツも8月か9月に再開されることを望んでいる」と語ったと報じた。

 ゴルフについて日程的な要請はなかったが「ファンたちは再開を待ち望んでいる。ゴルフ場に(観戦に)行ってクリーンでフレッシュな空気を胸いっぱい吸い込みたいはず」と、ゴルフ好きの大統領らしい持論を展開した。

 PGAツアーの再開予定は(4月8日現在で)5月21日開幕のチャールズシュワブチャレンジとされているが、それまでに情勢が変化すれば、さらなる延期もあるだろう。また全英オープンは中止されたが、全米オープンを主催するUSGAは9月17〜20日に開催するとアナウンスした(4月9日現在)。

 LPGAツアーは6月19日開幕のウォルマートNWアーカンソーから再スタートの予定とされている。

 それぞれの競技再開、開幕がいつになるのかについて大統領は「具体的な日程はいえない。でも皆が思っているより早くなるのではないか」と楽観的な見解を示している。

 ちなみにメジャーリーグは7月にまず無観客で、8月か9月には観客を入れて試合を行うシナリオを想定している。

 会議に参加したコミッショナーたちは一様に「大統領の強力なリーダーシップとスポーツへの理解に感謝する」と言い、大統領は「大変な時期だからこそスポーツ界のサポートが必要」と各界トップを激励したと米紙は報じている。

 しかしコロナとの戦いは容易ではない。まだ先はなにも見えていない。

  
【関連記事】こちらも注目です!
2019/07/09 プレーは遅いが太っ腹!ケビン・ナの大盤振る舞い

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト