週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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M・ウィの華麗なる転身……
マスターズ解説に抜擢

　マスターズほか多くのゴルフ中継を行っている米大手テレビ局ＣＢＳが来年の新キャスター陣を発表。そこにはなんとミッシェル・ウィの名が……。

　最近ケガと結婚以外の話題がなかったウィだが、来年のマスターズ中継に解説・リポーターのひとりとしての参加が決定。ＣＢＳの発表直後ウィは自身のＳＮＳに「信じられないことが起きました。素晴らしい機会を与えてくれたＣＢＳスポーツさんありがとう。マスターズでお会いしましょう」と喜びの投稿。

　20年のマスターズは親交のあるタイガー・ウッズが連覇を目指すゴルフの祭典。女子版ライダーカップ「ソルハイムカップ」のゲスト解説が評価され、大役起用となったウィは興奮を隠しきれない。

　なんでもタイガーとは「ちょこちょこ会っている」そうで、そのたびにお互いのケガの状態や体調を尋ね合うのが「恒例になっている」とか。

　腰痛やひざの故障を乗り越えＺＯＺＯチャンピオンシップでツアー記録に並ぶ通算82勝を挙げたタイガーに対しウィは手首を何度も痛め、６月の全米女子プロ選手権での予選落ち以降ツアーを休んでいる。「このまま終わりたくない」とコメントしているが、復帰の目処は立っていない。このタイミングでのテレビ解説のオファーに「本業への情熱はもうないのでは？」という憶測もあるが、解説する試合がマスターズ（それ以外にも数試合）だけあって喜びの感情が勝っているようだ。

　ウィのほかマスターズ覇者トレバー・イメルマンも新キャスターに抜擢された。またメジャー大会ではメインキャスターのジム・ナンスに絡む解説陣にも変化が。ニック・ファルド、イアン・ベーカーフィンチはそのままだが、デービス・ラブⅢも加わる。

　ＣＢＳスポーツとＰＧＡツアーとのネットワーク契約は21年で切れるが、将来の放映権入札への参加を予定する媒体のひとつだ。

　　
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