ケプカの代役はファウラー!タイガー主将即断即決
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/12/17号
2019/12/27更新

ケプカの代役はファウラー!
タイガー主将即断即決

 世界ランク1位のブルックス・ケプカが12月12日開幕のプレジデンツカップ出場を辞退。代わりにリッキー・ファウラーがメンバーに加わった。

 「ケプカとは頻繁に連絡をとっている。練習を再開したらすぐ知らせてくれることになっている」と語っていたタイガー。だが、韓国で行われたCJカップで古傷のひざを再び痛めたケプカは「メディカルケアとリハビリに努めたが思ったより回復が遅れプレジデンツカップに間に合わなくなった。残念だがタイガー・ウッズ主将にその由を報告させてもらいました」。

 これを受けてのタイガーの動きは迅速だった。ライダーカップのポイントランク11位で自力での出場を逃していたファウラーをいち早く代役に指名。「彼は選手たちに信頼されているし好かれている。最後までキャプテンズピックで迷ったのがファウラーだった」とメンバー入りを歓迎した。

 タイガーが自身を指名し、プレーイングキャプテンに就任したときも「ファウラーはきっと辛い思いをしているだろう。自分にも経験があるからよくわかる。乗り越えてほしい」と思いやっていた。

 前回(17年)大会でファウラーは3勝0敗1分でチームの勝利に貢献。今回はジョーダン・スピースが出場を逃しておりチーム戦では仲の良いジャスティン・トーマスとのペアリングが濃厚だ。

 しかし、ファウラーは9月末のツアー選手権以来試合に出場しておらず、新シーズンはマヤコバゴルフクラシックに出場を予定していたが腸内細菌感染を理由に欠場しており、実戦から遠ざかっているファウラーを心配する声も。

 「世界ランク1位を失うのは大きな痛手」という選手もいるが逆にチームの結束力が高まるという見方も。

 舞台はインターナショナルが唯一勝利を挙げている豪ロイヤルメルボルン。そのとき(98年)は丸山茂樹の5連勝に沸いたが、今回の注目は世界一有名なプレーイングキャプテンの手腕だ。

  
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