舞台は豪州今年のプレジデンツ杯最注目は主将の手腕
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/09/10号
2019/09/05更新

舞台は豪州今年のプレジデンツ杯
最注目は主将の手腕

 12月13日からオーストラリアのロイヤルメルボルンで開催されるアメリカ対インターナショナル(欧州勢は除く)のチーム対抗戦プレジデンツカップ。ポイントランクによる自動選抜メンバーが決定した。

インターナショナルチーム
主将:アーニー・エルス

 BMW選手権終了時点で各チームともプレジデンツカップの選考基準となるポイントランキング8位までの選手を自動的に選出。松山英樹はインターナショナルチームで4大会連続出場が決まった。

 94年にスタートした同カップは過去12大会でアメリカが10勝1敗1分とインターナショナルを圧倒。今回も世界ランク1位のブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマスら強豪が目白押しで、リッキー・ファウラーでさえメンバー入りできていない。

 今後の注目は、自らキャプテンに手を挙げたタイガー・ウッズ主将の手腕。残りの4人は彼の推薦(キャプテンピック)で後日決まるが、誰を選ぶのか?

 「タイガーにプレーイングキャプテンを務めてほしい」という声もあるが、ファウラーやパトリック・リードらタイガーよりランキング上位の選手を差し置いて自らをピックする決断を下せるのか? マスターズ優勝直後は「できればプレーしたい」と出場に意欲を見せていたが、出たら出たで誰とペアを組むのかキャプテンとしての采配が問われる。負けが許されない戦いだけに決断は重要だ。

 一方、アーニー・エルス主将率いるインターナショナルチームは98年に丸山茂樹らを擁し唯一米チームに勝利したロイヤルメルボルンでの戦いに必勝を期す。豪州勢では常連のマーク・レイシュマンやアダム・スコットはメンバー入りを決めたが、ジェイソン・デイは次点で自力出場は消滅。日本ツアーの賞金王候補ジェーンワタナノンドも10位でメンバー入りを狙うひとり。ランク14 位の今平周吾にも今後の活躍次第でキャプテン推薦の道が開ける。

 タイガーVSエルス、キャプテンとしての力量が上なのはどっち?

  
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