スピースVSリードのケンカから2カ月後……仲直りは「NO」
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/12/25号
2019/01/15更新

スピースVSリードのケンカから2カ月後……
仲直りは「NO」

 ライダーカップで大敗を喫した米チームに不協和音が生じたのは既報のとおり。なかでもパトリック・リードとジョーダン・スピースの確執が話題になったが、騒動から2カ月、2人の関係は修復されたのか?

 過去のライダーカップやプレジデンツカップで6勝1敗2分の好成績を残したスピースが、リードを“差し置き"ジャスティン・トーマスと組んだのが確執の原因。

 ジム・フューリック主将の采配に文句をつけた挙句「そもそもスピースはオレのことが嫌いなんだ。まったくイヤな奴だ」と“振られた"腹いせにリードはニューヨークポストをはじめとしたメディアに憤懣をぶちまけた。

 「個人の感情よりチームが優先されるべきなのに彼は和を乱した」とリード。それはあなたのほうでは? と思わずツッコミたくなるが……。

 スピース&トーマス組が3勝1敗だったのに対し、タイガーと組んだリードは2戦2敗。不満を隠さない後輩を見かねたタイガーは「ライダーカップの後、リードと長い時間話した」というが、その内容は「2人の胸にしまっておく」とコメントしている。

 2カ月たち「スピースと仲直りしたのか?」と問われたリードは「ノー」と即答。「パリ(ライダーカップ)以来口をきいていない。彼は僕の番号(連絡先)を知っているけどね」と、スピースからなんらかのアクションを期待するような口ぶり。「彼に対して負の感情はない。メディアが煽っているだけ」と今度はマスコミ批判(?)まで……?

 一方、恋敵のような格好になってしまったトーマスは「自分たちはただチームのためにポイントを稼ぎたい一心だった。リードは勘違いしてるのかも。(批判された)フューリックが気の毒」とキャプテンに同情。来年はタイガーが主将を務めるプレジデンツカップが控えている。リードがマスターズに優勝した際、タイガーはSNSで彼にチーム入りを要請していたが、ツアーイチの“クレーマー"がチームの和を乱さないか心配だ。

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