カナダからの新兵器。3輪バイクにバッグを積んでコースへ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/11/26号
2019/11/26更新

カナダからの新兵器。
3輪バイクにバッグを積んでコースへ

 チョッパーがゴルフコースに参上! といっても、人気アニメの話ではない。

 米ゴルフ専門局がカナダ発の「ターフチョッパー」という“新兵器"を紹介した。キャディバッグが積める3輪の電動バイクのようなものという言い方が近いだろう(写真参照)。歩いてラウンドしたいときには、手引きカートのような形になるし、疲れたら一人乗りの乗用カートに変形させることができる。

 このターフチョッパーなら、よく知らない人と2人用カートに乗り合わせ気まずい沈黙が流れることもないし、技量が異なるゴルファーと二人になって、一人がカートに乗りっぱなし、もう一人がクラブを手に持ち走るというシチュエーションもなくなる。

 また、コース側からすれば何よりプレーのスピードアップにつながるのがメリット。一人乗りなので、通常の乗用カートに比べて軽く芝への負担も小さくなるのが喜ばれているという。

 しかし、親しい仲間とのプレーでカートでのおしゃべりが楽しみな向きや、あるいは接待ゴルフやコースで人脈を作りたいという人には向いていないかもしれない。また、形は3輪バイクなので、屋根がなく、雨の日の利用はかなりつらいだろう。

 販売されているターフチョッパーは4機種。全て乗用だが、変形せずにリモートモードにできる大型タイプから、車のトランクに積めるタイプまであり、2899〜3699カナダドル(日本円では約24万〜30万円強)プラス送料で売られているという。

 日本では、自分のカートを持ち込む習慣がないので、ゴルフコースが導入するのを待つしか方法はなさそうだが……。

  
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