週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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DJがNo.1男ケプカに
〝ハダカ〞のドッキリ！

　ツアー選手権２日目の金曜日、優勝候補のブルックス・ケプカがコースに到着するとあるサプライズが待ち受けていた。

　さかのぼること２日前。開幕直前の水曜日に米スポーツ誌が恒例の“ボディイシュー＂号の中身を公表。筋肉美を誇る各界のアスリートのヌード写真が公開される人気の企画だが、そこにケプカの姿が。右腕を突き上げあたかもこれから戦いに向かうような逞しい一枚は必見。これが親友、ダスティン・ジョンソンの格好のいたずらの道具となった。

　金曜日、会場のイーストレイクＧＣを訪れ、各選手に割り当てられた専用駐車スペースに車を停めようとしたケプカの目に飛び込んできたのは自らのヌード写真。特大に引き伸ばされたコピーが貼りつけられていたのだ。

　それだけではない。本人のロッカーにもご丁寧に同じ写真が貼られていた。いたずらの犯人はすぐに判明。普段からトレーニングや練習をともにするなど家族ぐるみで仲のよいＤＪことジョンソンの仕業だった。「大笑いしたよ。２時間くらい腹がよじれるほど笑った。ソーシャルメディアにアップされてカメラマンに気づかれる前に笑い倒したから、報道されたときにはもう笑い飽きたあとだった」とケプカ。

　肝心の試合では第３ラウンドを終え単独トップに立ったがローリー・マキロイに逆転され３位タイで終戦。

　「ティショットが曲がってスコアが作れなかった。今シーズン？　メジャーにも勝ったし、いいシーズンだった。でもいまは少し休みが必要。５、６週間バカンスを楽しむつもり」と世界ナンバー１プレーヤーはちょっとお疲れモード。そんな彼にとってＤＪのいたずらが一服の清涼剤になったかどうかは不明だが、いたずら好きのアメリカ人には大受け。ちなみにケプカは全米プロゴルフ協会が独自のポイントシステムで選ぶＰＧＡ最優秀選手賞に２年連続で輝いている。

　　
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