来年は豪でプレジデンツ杯。タイガー主将早くも視察へ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/11/06号
2018/11/08更新

来年は豪でプレジデンツ杯。
タイガー主将早くも視察へ

  ライダーカップの次期キャプテンの話題が出たと思ったら、今度は来年12月中旬に開催されるプレジデンツカップの話題だ。

 ライダーカップのない年に行われる米チームとインターナショナルチームの対抗戦だが、両キャプテンはタイガー・ウッズ(米)とアーニー・エルス(世界)で、なんと“仕事"はもう始まっている。

 次回の舞台はオーストラリアのロイヤルメルボルンGC。タイガーは12月2日までバハマで開催される主宰大会ヒーローワールドチャレンジに出場した後、オーストラリアに飛び5日、6日でコース視察とプレジデンツカップのプロモーションを行うという。

 タイガーがオーストラリアを訪れるのは7年ぶり。地元のファンはタイガーが大会史上2人目のプレーイングキャプテンとして大会を盛り上げてくれることを切望しているが本人は「まだ1年以上先のことだから自分が出るかどうかわからない。ただロイヤルメルボルンは大好きなコースだし良い思い出もある。プレーしたい気持ちはある」と冷静だ。

 一方、エルスはISPSハンダワールドカップオブゴルフの最終日( 11 月25日)に現地を訪れる予定。豪州で行われるワールドカップでインターナショナルチームのメンバー候補の状態をチェックした後、本番が行われるロイヤルメルボルンに移動。コースコンディションやセッティングを確認するという。「コース管理の責任者リッチ・フォーシス氏に会って最新の情報を仕入れたい」と意欲満々だ。

 1994年にスタートしたプレジデンツカップはライダーカップと違いこれまで米チームの独壇場。インターナショナルチームが唯一の勝ち星を挙げたのは1998年にロイヤルメルボルンで行われた第3回大会のみ(1勝10敗1分)。そのときはエルスやビジェイ・シンとともに丸山茂樹が出場し5戦全勝の活躍で、チームの勝利に貢献した。それ以来の勝利に向けエルスの秘策やいかに? 1年余り先の話で鬼に笑われそうだが、松山英樹の活躍や小平智の初出場は叶うかなどにも注目だ。

  
【関連記事】こちらも注目です!
2013/05/13 観光大使スコットがおすすめの豪州コース
2015/10/15 今週開催プレジデンツ杯予想は米国の圧勝?

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト