マスターズいまいちでも"タイガー株"まだまだ"買い"の模様?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/04/24号
2018/06/15更新

マスターズいまいちでも"タイガー株"
まだまだ"買い"の模様?

  先のマスターズでは上位に食い込むことができなかったタイガー・ウッズだが、引き続き"タイガー株"は上昇中……?

 ナイキのゴルフボールが1個約325万円、スコッティキャメロンのパターが475万円と聞けば誰もが「高い!」と思うだろう。しかし、これが2005年のマスターズでタイガー・ウッズが最後に沈めたウィニングボールとタイガーが01年からバックアップ用として、所有していたパターだと聞けば納得?

 実は、このボールとパター、アメリカのグリーンジャケット・オークション社が、マスターズウィークの土曜日にネットオークションで販売したもの。「本物なの?」と疑う向きもいるだろうが"証拠"あり。まず、ボールのほうだが、05年のマスターズのプレーオフでタイガーがウィニングパットを決めた後、キャディのスティーブ・ウィリアムスがパトロンに向けて投げたもの。そして、そのボールをキャッチしたアル・チーク氏という人物も特定された。チーク氏は「ボールはタイガーに返す」と発表したが、タイガーサイドから連絡がなく、ボールは手元に。それが今回のオークションに、チーク氏の証明入りで出品されたのだ。

 同様にスコッティキャメロンのニューポート2 GSSパターのほうには、タイトリストの証明書とキャメロンの手紙がついている。03年に書かれたという手紙には「このパターは、タイガー・ウッズのバックアップ用に作られたもの。あなたが購入されたこのパターは、異なった見た目とフィーリングを試すために2本作られたものです」と書かれている。

 タイガーのキャリアピークともいえる01年に作られ、03年にキャメロンに戻されて、その後コレクターに売られていたようだ。

 今回のものと全く同じものかどうかは定かではないが、15年にタイガーのバックアップパター(同じニューポート2GSS)がグリーンジャケット・オークションで2万3000ドルで売られ、購入した人物が同年に、2万9000ドルでe-bayで"売り抜けた"という話もある(日本人コレクターが6万ドルで購入したという噂もある)。

 それが今回は4万4000ドルを超えたのだから、"タイガー株"、まだまだ高く売れる"買い"銘柄!?

 
【関連記事】こちらも注目です!
2012/03/12 ウッズは年収50億。いまだ断トツ世界一
2006/01/11 世界NO.1に返り咲いた30歳のタイガー「飛距離のアドバンテージ」がますます明確化

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト