米女子も低年齢化。受験資格を18歳から17歳に
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/04/24号
2018/06/15更新

米女子も低年齢化。
受験資格を18歳から17歳に

  米女子ツアーが新制度「Qシリーズ」を導入することは既報だが、その具体的内容が明らかになった。これまでQスクール(プロテスト)の受験資格は18歳以上だった。

レクシーは"特例"だった

 18歳未満でツアー挑戦を希望する場合、嘆願書を提出し、実績などを考慮してコミッショナーが許可した場合に限り出場が許可されてきた。レクシー・トンプソンらがそれに該当する。

 しかし若年化が進む女子ゴルフ界の状況に鑑み、ツアーは今年から新たにスタートさせるQシリーズの受験資格を18歳から17歳に引き下げると発表。二部ツアー(シメトラツアー)なら16歳での受験が可能になった。

 また昨年まで12月に地区予選を勝ち抜いた選手やシードを逃した選手が5日間90ホールのファイナルQTを戦い20枚のツアーカード(出場権)を競っていたが、今年は4日間競技を2度行い、全8ラウンドの合計スコア上位45名が来季のLPGAツアーフル出場権を獲得するシステムに。まずは10月24日から4ラウンドを行い、翌週コースを替えて4日間(10月31日から)競技を開催する。 

 この大会に出場できるのは108人。昨季の賞金ランク101位〜150位、下部ツアーの同ランク11位〜30位、世界ランク75位以内(最大で10人)、全米学生ランキング上位5人らが、マイケル・ワンコミッショナーいわく「ツアーへの真の力試し」に挑むことになる。

 会場は全米オープンの舞台として知られるパインハースト。8コースを有する一大リゾートの有名な№2ではなく№6と№7を使用する。

 また大学生が受験してツアー資格を得た場合、翌年の7月までアマチュア資格を失わず、学生競技に出場できるのも受験生にとって大きなメリットだ。

 
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