週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

資産単位は兆！
ビリオネアたちのゴルフっぷり

　　残念ながら（？）世界一の金持ちは、ゴルファーではなくなってしまったようだ。

　先ごろ発表されたフォーブス誌の「世界のビリオネア」のトップを飾ったのは、資産12兆円近いアマゾンのジェフ・ベゾス氏。２位と３位が、オーガスタナショナルのメンバーでもあるビル・ゲイツ氏（資産約９・５兆円）とウォーレン・バフェット氏（８・９兆円）。昨年まで、この２人が１位と２位だったため、大金持ちになる条件の１つが、ゴルファーであることなどともいわれていたが、過去１年で４兆円近くも資産を増やしたベゾス氏がゴルフをするという話は聞こえてこない。

　ちなみにオーガスタナショナルのメンバーには、約３０００億～５０００億円の資産を持つビリオネアがほかに３人いるが、ゲイツ氏を含めて、ゴルフがうまいというわけではないようだ。「90シューターは家庭をおろそかにし、80シューターはビジネスをおろそかに、70シューターは全てをおろそかにする」という古い言葉があるそうだが、１兆円を超える資産を持つビリオネアで、もっともゴルフがうまいのは、マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏（資産約４兆円）かもしれない。数年前の話だが、ＨＣが10・３でシングルの一歩手前。決してビジネスをおろそかにしているわけではなさそうだ。ナイキのフィル・ナイト氏（３・１兆円）も上手いとの評判はあるがＨＣなどは不明。

　ちなみに、ゴルフ場チェーンのオーナーでもあるアメリカ大統領のドナルド・トランプ氏の資産は約３８００億円で、ビリオネアのランキング７６６位、ＰＸＧの創業者ボブ・パーソンズ氏の資産は約２９００億円でランキング８８７位。昨年、ビル・ゲイツ氏が増やした資産、約４２００億円にも及ばないのだ。

　シングルゴルファーの皆さん、ゴルフの腕前ならビル・ゲイツより上ですよ！

一覧へ戻る