タイガー、ミケ、ケーシー40代の躍動にファン歓喜
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/04/03号
2018/08/30更新

タイガー、ミケ、ケーシー
40代の躍動にファン歓喜

  ジャック・ニクラスが最近の40代の活躍をツイッターで絶賛した。

 40代はいまや20代のフレッシュさだ。47歳のフィル・ミケルソンは4年以上のブランクを経て優勝。40歳のポール・ケーシー、2009年以来のPGAツアー勝利を心からお祝いしたい。タイガーもよくやった。友よ、(優勝は)すぐそこだ。長くはかからない!」

 46歳でマスターズを制しメジャー18勝目を挙げたニクラスの快挙は当時「ジャック・イズ・バック!」と世間を賑わした。そしていま「タイガー・イズ・バック」のときが近づいていると"レジェンド"が断言したのだ。

 ここ数年、松山英樹を含め20代前半の若手がツアーを席巻してきた。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスが当たり前のようにメジャーをさらっていった。それはそれで見応えがあったが、逆に"物足りなさ"を感じていたファンがいたのも事実。

 その証拠にタイガーがあわや優勝(2位タイ)のバルスパー選手権でギャラリーの熱狂ぶりは凄まじかった。「8重、9重にファンが連なる光景を初めて見たよ」(J・ローズ)。「タイガーがいると景色が変わる」(A・スコット)。前週のWGCメキシコ選手権でツアー通算43勝目を挙げたミケルソンへの声援もしかり。「古き良き時代が帰ってきた」とケーシーが言うように、かつて世界最強を競った選手が再び輝く日を皆が待望していたということだ。

 「フィル(ミケルソン)は、我々がまだまだ戦えることを証明してくれた」(タイガー)と、まさに相乗効果。

 「タイガーにはもっと輝いてほしい。そしてキッズ(若手たち)にその勇姿を見せてほしい。彼ほどのお手本はいないからね」(ニクラス)

 ところで40代の最多優勝記録は? なんと、ビジェイ・シンで22勝。上には上がいるものだ。ちなみにミケルソンは40代で4勝を挙げている。42歳のタイガーはこれから何回優勝するのか? 40代の躍進にワクワクが止まらない。

 
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