JGAとPGAが連携。選手強化、ジュニア育成が急務
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/13号
2018/02/13更新

JGAとPGAが連携。
選手強化、ジュニア育成が急務

 ゴルフ業界16団体が集う今年の新年会で、JGA(日本ゴルフ協会)とPGA(日本プロゴルフ協会)の連携が発表されたが、その内容とは。

キーマンのジョーンズ氏

JGAの竹田恆正会長は、日本ゴルフ界再活性化のために「JGAの目指すビジョンは、世界で活躍できる国民の憧れとなるようなスタープレーヤーの育成」と表明。そのために「広く一般から選手を募り育成・強化を図り、五輪日本代表支援のための寄付金募集活動を強化していく」(同)。同時にPGAと連携していくプログラムも発表。具体的には、まずオーストラリアから招いたJGAナショナルチームのガレス・ジョーンズコーチのプログラムをPGAのインストラクター(80~100名)が学び、全国の各地域でジュニア達を指導するという。

またPGAでは、今年の日本プロ(房総CC開催)において米国で行われているジュニアリーグ(13歳以下、2人ペアで、スクランブルゴルフでプレー)をテスト的に開催する意向も発表。「JGAでは2019年の規則改正と2020年の世界ハンディキャップ統一など、世界的にゴルフの普及に力を注いでいる」(JGA専務理事・山中博史氏)

ただJGAの寄付金募集に関しては、「最終的に五輪代表に選ばれた"4人だけ"のために寄付金を募るのは反対」という人も多い。

「まだ具体的に動いているわけではない。これからです」(PGA事務局長・根本修一氏)という連携。来年の新年会でどのような実績が発表されるだろうか……。

 
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