英国人ならゴルフは見るよりやるもの!?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/06号
2018/01/31更新

英国人ならゴルフは
見るよりやるもの!?

 こちらの記事で、「ゴルフシックス」がヨーロッパで好評を博したと紹介したが、一方でイギリスでは「スポーツ観戦のなかではゴルフが一番退屈」というアンケート結果が出た。

 イギリスの会社が1616人の成人男女に17のスポーツに関してアンケートした結果、ゴルフが"ワースト"となった。具体的には、ゴルフをテレビ観戦して「退屈だ」と感じた視聴者は70%(うち52%が「非常に退屈」と回答)、「見て面白い」「エキサイトする」と答えたのはわずか11%だった。欧州ツアーのキース ペリー・エクゼクティブディレクターは、この結果を「全く同意しかねる」と切り捨てたが……。

 ちなみに「退屈する」の2番目は、アメリカンフットボール、3番目はクリケット、以下ダーツ、ビリヤードと続く。つまり、ダーツやビリヤードよりもゴルフは「つまらない」とされているのだ。逆に退屈度が低いのは、陸上競技、テニス、体操、ラグビー、サッカーの順で、わずかにこの5競技だけが「エキサイトする」が「退屈する」を上回った。そもそも、回答者がスポーツに関心のあまりない層を対象にしている感じは否めないが……。確かにゴルフ中継ももう少し見せ方を工夫する必要があるのだろうが、今回の結果に、あるイギリス人ゴルファーは「人々がゴルフを見るのが退屈だと思うのは理解できる。しかし、ゴルフはもっともプレーすることが中毒になるスポーツでもある」とツイート。これがイギリスのゴルファーの本音? イギリス人は、ゴルフは見るよりやるほうが好き、ということのようだ。

 

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