マキロイの心臓疾患告白にファンとメディアが大騒ぎ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/06号
2018/01/31更新

マキロイの心臓疾患告白に
ファンとメディアが大騒ぎ

 昨シーズン未勝利に終わったローリー・マキロイが心臓疾患を告白。ファンから心配の声が上がるなか、今季初戦に臨んだ。

 肋骨の疲労骨折などケガが重なり、昨年欧州ツアーのアルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権で63位タイに終わって以降長期休暇に入っていたマキロイ。ようやくアブダビHSBCで試合復帰を果たしたのだが、試合前に気になるニュースが。1月中旬の英紙のインタビューで不整脈を告白していたのだ。

 「心臓の動きが不規則なことがある。どうやら原因は18カ月前に中国に行ったときに感染したウィルスのせい。すごく強力なウィルスで左心室が肥大してしまった」と説明。

 その話題はすぐさまSNS上を駆け巡り、多くのファンから「大丈夫?」の声が噴出。すると「そんなに心配しないで。不整脈は大きな問題じゃない。きちんと健康診断を受けているし大丈夫だよ」とコメント。

 「メディアの反応があまりにも大げさで驚いた。元気だし練習も十分できている。アブダビに出場するのが待ちきれないよ」

 一昨年の米ツアー最終戦ザ・ツアー選手権を制し逆転で年間王者に輝いたのだが、その後勝星に恵まれず、昨年頭に世界ランク2位だったのが年末の同ランクはトップ10圏外の11位まで後退した。

 「(昨年の)全米オープン(結果は予選落ち)に出るべきじゃなかった。プレーヤーズ選手権でケガをして戦える状態じゃないのにメジャーを休む勇気がなかった。メジャーはただやり過ごすだけじゃ勝てないのにね」と反省の弁を口にしたマキロイ。

 だが「3カ月半休んですっかりやる気が戻った」と、キャリアグランドスラムがかかるマスターズ前に欧米で8試合に出場することを明言した。

 折しも今年はデビュー10周年の節目の年。強いマキロイが帰ってきてくれればゴルフ界が盛り上がること間違いなし!?

 
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