岩田は?ビーフは?米下部ツアーサバイバル
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/10/18号
2016/10/14更新

岩田は?ビーフは?
米下部ツアーサバイバル

 米ツアーの15-16年シーズンはプレーオフシリーズも終わり、いよいよ10月13日から始まる16-17年シーズンの開幕戦セーフウェイオープンを待つばかりだ。しかし、下部ツアーのウェブドッコムツアーはその前週まで佳境が続く。

 ウェブドットコムツアーは、8月末のポートランドオープンでレギュラーシーズンを終え、上位25人が来季の米ツアー昇格を決めている。1位の選手は年間シードで、2位〜25位は年間6回あるリランキングの対象選手になる。

 そして9月に入り、米ツアー昇格の最後のチャンスとなるウェブドットコムツアーファイナルズ4試合がスタート。すでに3試合が終了し、最終戦のウェブドットコムツアー選手権は10月6日からだ。

 この4試合は「入れ替え戦」とも呼ばれ、一昨年は石川遼が、昨年は岩田寛がこれで出場権を獲得した。出場資格は、ウェブドットコムツアーの賞金ランキング75位までの選手と、フェデックスポイントランキング126位〜200位まで、またはそれに相当する成績を挙げたツアー外メンバーとなっている。レギュラーツアー、下部ツアー、それぞれでシードが獲れなかった選手が激突するサバイバルゲームだ。すでに資格を得ている25人を除く賞金獲得上位25人が16-17年シーズンの出場資格を得られる。

 日本のツアーメンバーで参戦しているのは岩田寛とキム・キョンテ。3戦を終えた段階で、岩田が36位、キムは65位と苦戦。今年の全英オープンで8位と健闘し、100キロの巨漢とひげ面で人気者になった「ビーフ」ことアンドリュー・ジョンストンは、ツアー外選手として出場し10位で圏内にいる。また米ツアー優勝経験者で復活を目指すロッド・パンプリングは11位、DA・ポインツは17位、ロリー・サバティーニは21位と圏内だが、スチュワート・アップルビーは33位、カミロ・ビジェガスは72位と厳しい状況だ。

 
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