暴露本、手術、ゴシップ……タイガー、「40にして惑わず」はかなうのか
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2015/12/15号
2015/12/08更新

暴露本、手術、ゴシップ……タイガー
「40にして惑わず」はかなうのか

 12月30日に40歳になるタイガー・ウッズ。今年は1勝もできず本業では苦戦が続くが、相変わらず話題は枚挙にいとまがない。

 5月、スキー選手のリンゼイ・ボンと別れたと思ったら、その原因として、ジェイソン・ダフナーの元妻との関係が取り沙汰された。結局、これは事実ではなかったようだが、ダフナーは4月に離婚している。さらに、10月にフロリダの自宅近くに"スポーツレストラン"をオープンさせると発表して話題を呼ぶと、翌月には元キャディのスティーブ・ウイリアムズが暴露本「アウト・オブ・ザ・ラフ」を出版。09年のスキャンダルが内容の中心だが「私は彼の奴隷のようだった」との発言も。スキャンダルの際「なにも知らなかったにもかかわらず、雲隠れしたタイガーの代わりに、矢面に立ち、マスコミやゴルフファンに叩かれた」などと綴られたが、これにはタイガーは反応していない。

 一方、ゴルフでは8月末のウインダム選手権が唯一の優勝争い。テレビ視聴率がはね上がり、タイガー人気が不動であることを見せつけた……と、思ったら、すぐに腰の手術で休養、10月末には再手術も受けている。

 タイガーは、手術について「やらなければならなかったことの一つだが、私には素晴らしい医師のチームがあり、可能な限り早く試合に戻ってくる」とコメント。執刀医も「タイガーは良好で、完全な回復ができるはず」などと語り、早めの復活をにおわせた。しかし、実は、タイガー設計のコースが11月初旬に仮開場となった際に出された「出席できず残念」とのコメントが実はベッドのなかから出されていたというから、復活云々の話は時期尚早だろう。

 振り返ると、話題豊富ながら"良い年でした"とはとてもいえないであろう2015年。来年は厄を落として、強い"不惑"のタイガーを見せてほしい。

 
【関連記事】こちらも注目です!
2015/11/30 タイガー設計家への道。こちらでも目指すはJ・ニクラス?
2015/10/27 ライダーカップタイガーは選手? 副主将?
2015/04/28 勝負師ではなくパパの顔!? タイガーの表情が柔和に変わった


一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト