2位と24打差!永井花奈が韓国QTをぶっちぎりでトップ通過
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/9/28・10/6号
2015/9/29更新

2位と24打差!
永井花奈が韓国QTをぶっちぎりでトップ通過

 昨年の日本女子オープンで日本人アマ最高の3位に入賞した永井花奈がKLPGA(韓国女子ゴルフツアー)が初めて実施した外国人選手対象のインターナショナルQTを1位で通過した。

 今回のインターナショナルQTにエントリーしたのは日本3名、タイ2名、台湾、オーストラリア1名、在米コリアン1名の計8名。そのうちタイと台湾からの参加者は昨季中国ツアーで賞金ランク上位者ということでQT参加が免除されたため、結局、計6人での争いとなったが、トップの永井は3日間で合計9アンダー。同じく日本から参戦した2位の幡野夏生 (15オーバー)に、なんと24打差をつける実力を見せつけ、「日本のアマ永井、首席通過」(スポーツ新聞『スポーツ東亜』)と韓国の各種媒体で紹介されたほどである。

 今回のインターナショナルQT成績上位30%以内には11月に行われるKLPGA1部ツアーのシード戦予選会への出場権が与えられるが、永井と幡野は見事、その切符を手にした。3位の新武瑠衣(22歳・19オーバー)も成績上位60%以内に与えられるドリームツアー(2部)、ジャンプツアー(3部)のシード戦予選会出場権を得ている。

 KLPGA初の試みは、日本人アマの活躍で盛り上がったわけだが、くしくもその2日後の9月6日には、日本人の父と韓国人の母を持つ野村敏京が招待出場したレギュラーツアー『ハンファ金融クラシック』をプレーオフの末に制し、韓国でも大きく取り上げられた。同大会はKLPGA最高賞金額(優勝賞金3億ウォン、約3000万円)で知られているだけに、韓国のゴルフファンたちに与えたインパクトは大きい。

 日本ではイ・ボミら韓国人プロの活躍が目立つが、来年は韓国ツアーで活躍する日本人選手の姿が見られるかもしれない。

 
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