週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

いよいよ今週再開
LPGAツアーオフィシャルマスク登場

　中断中の米ＬＰＧＡツアーにオフィシャルマスクパートナーがついた。

　パートナーに指名されたのは５年前からポートランドクラシックの冠スポンサーでもあるキャンビアヘルスソリューションズ（以下キャンビア社）。長年ＬＰＧＡをサポートしてきた立場からツアーのコロナパンデミック対策に重要な助言を行ってきた。

「アスリート、キャディ、スタッフ及び関係者の健康を保つことが最優先事項。この不透明な事態のなか、真っ先に相談したのがキャンビア社でした」とＬＰＧＡサイドが語るなど、両者の信頼関係は強固だ。

　そんななか、同社がオフィシャルマスクサポーターに就任。ＬＰＧＡツアーとシメトラツアー（下部ツアー）の選手だけでなくキャディ、スタッフ、すべての関係者へのフェースマスク提供をすることになった。

「われわれが選手やファンの健康と安全をサポートできることをうれしく思います。公式マスクパートナーであること、そしてＬＰＧＡとのパートナーシップを一層深められたことを誇りに思います」と、キャンビア社のＣＥＯ、マーク・ガンツ氏。

　いまや世界の常識だが感染拡大防止のためマスクは必須アイテム。「布製のわが社のマスクを使用し、頻繁に手洗い＆消毒を行ってソーシャルディスタンスを保つことが自分だけでなく周りの人々の健康を守ることにつながります」（ガンツ氏）。

　キャンビア社はまたコロナによるシャットダウンの影響をもろに受けたＬＰＧＡツアーキャディをサポートするための“キャディハットプログラム＂のスポンサーも行っている。

　ツアーは当初７月中旬に再開する予定だったが、日程をさらに繰り下げ７月31日開幕の新規大会ＬＰＧＡドライブオン選手権から再スタートを切る。８月20日からは渋野日向子の連覇がかかるＡ ＩＧ全英女子オープンを開催。キャンビア社のマスクをパートナーに女子プロ夏の陣が始まる。

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