リッキー・ファウラーがマスクじゃなくてマイク装着プレー
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/07/07号
2020/07/29更新

リッキー・ファウラーがマスクじゃなくて
マイク装着プレー

 PGAツアー再開初戦チャールズ・シュワブチャレンジ初日、リッキー・ファウラーがテレビ放送用のマイクを装着してプレーした。評判は?

 無観客試合のなか、少しでも臨場感を伝えるため、放映するCBSが事前に選手たちにマイク装着を依頼。そのリクエストに応えたのがファウラーだった。

 CBSのアナウンサー、ジム・ナンスが放送中「選手たちにマイクの装着をお願いしたがボランティアとして志願してくれたのはファウラーだけだった」と伝えている。実際彼と予選ラウンドで同組を回ったジャスティン・トーマスは「自分がキャディと喋っていることや同じ組のメンバーと話していることは、第三者には一切関わりがない。思ったことは会見で話す」と断固拒否。こちらが主流派だ。

 大会前に行われたタイガーとミケルソンの「ザ・マッチ」では選手がマイクを装着。そのやりとりが好評を博し視聴率も上々だったが、それはあくまでもエキシビションの話。ツアーの試合中となると話は別。ファウラーは大会前日に試験的にマイクをつけ予行演習を行ってゴーサインを出し、初日のみマイク装着を受け入れた。ラウンド中はクラブ選択を巡るキャディとの会話やミスの原因などが集音され、局側は「選手の生の声をファンに届けられてありがたかった」とする。

 しかし「マイク装着を志願したのはファウラーだけ」というコメントには反論も。カナダ出身のアダム・ハドウィンは「大会の12日前に依頼されてマイクをつけてプレーすることに同意した」と自身のインスタグラムに投稿。事実なら、局側が人気選手を選んだということになるが……。

 解説のニック・ファルドは「マイクをつけても気にしない選手もいれば絶対ダメな選手もいる。ただ自分のキャラクターをファンにアピールする大きなチャンス。この時期はこういう試みもあり」。

 現役時代、マスコミを避けていたファルド、あなたがそれを言う? との声も聞こえてきそうだが……。

  
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