筋トレに励み、マッチョ化しているブライソン・デシャンボーが48インチドライバーの投入を検討している。
自身のマッチョ化も着々と進める
デシャンボーといえばスロープレーが話題になるが、プレーが長いだけでなくドライバーも長くするという。
配信サイト「Twitchストリーム」に登場し、室内練習施設で48インチドライバーを試すデシャンボー。「これを確実にコントロールできれば間違いなく48インチをバッグに入れるよ」と公言。「パワー的には問題ない。振り切れるだけの(ドライバーの)軽さががあれば大丈夫。USGA(全米ゴルフ協会)が48インチの使用を認めてくれるなら使いますよ。で、45・5インチのドライバーと同じくらい真っすぐ打ってみせますよ!」
ゴルフルールでは48インチを超えるクラブは認められない。つまり48インチならギリギリセーフ。これまでデシャンボーはルールの解釈を巡り、何度もUSGAとぶつかってきた。
たとえばカップに正対して打つサイドサドルパターやコンパスの使用など。それらを禁止され「USGAは僕がやることすべてが気に入らないんだ」と愚痴をこぼすこともあった。だが、今回の挑戦に関しては大手を振って行えるというわけ。
それにしても最近映像で目にするデシャンボーはデビューしたころとは別人のように“巨大化"している。現在の体重は余裕で100キロ超え。本人的には「270ポンド(約122キロ)までいける」とか。
もちろんただ太っているわけではない。筋トレに励むプロは多いが、デシャンボーのトレーニングマニアぶりはスポーツ界全体でもトップクラス。その甲斐あってヘッドスピードは57を超え、ボール初速は90キロ超。飛距離も380ヤードをマークするなど、尋常ではない数値を叩き出している。
ロングアイアンからウェッジまで同じ長さに揃えたり実験で使用ボールを決めたりするマッドサイエンティスト(イカれた科学者)の飛距離アップへの飽くなき挑戦は続く。
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