あの名物浮島ホールがなんと練習場にできたって!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/10/15号
2019/10/23更新

あの名物浮島ホールが
なんと練習場にできたって!

 米ツアーのプレーヤーズ選手権が行われるTPCソーグラス(フロリダ州)の名物17番のアイランドグリーンがイギリスにできた……?

 といっても、こちらは“レプリカ"。サッカーのマンチェスターユナイテッドFCの本拠地でもあるイギリス・マンチェスター州トラフォードにあるトラフォードゴルフセンターという練習場が137ヤードのソーグラスの17番ホールを模して造った。世界でも最も知られたパー3のホールの一つだけに、アメリカ、テキサスにある「ツアー18」など、このホールのレプリカは、ほかにも作られているが、イギリスで、しかも練習場でレプリカホールが作られるのは初めてのようだ。

 トラフォードゴルフセンターのディレクター、ピート・スタイレス氏は「ゴルフファンは、ツアー選手権でトッププレーヤーたちが池に打ち込む姿を何度も見ていて、挑戦意欲をかき立てられているはず。今回、私たちの練習場にアイランドグリーンを加えたことで、わざわざアメリカに行かなくても、それを体験できるようになりました」と語る。

 ただ、この練習場は、いわゆる町の練習場ではなく、年間1400万球打たれる“イギリスで最も繁盛しているドライビングレンジ"とも称される大規模練習場。打席数は57で、6つのターゲットは300ヤード以上、16打席にはトップトレーサーというプロの試合のテレビ中継で見られるような、自分の打ったボールの弾道が見えるモニターがある。スターバックスの店舗が入っており食事もでき、“練習するだけではない練習場。これに名物ホールにチャレンジできる楽しみが加わり、さらに注目度がアップしている現状だ。小欄でも何度もお伝えしているアメリカで大人気のゴルフ練習場、トップゴルフもエンターテイメント性にこだわり、大成功を収めている。海外では、練習場はもはや球を打つだけの施設ではなくなっている。

  
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