また地元に戻って来て!G・マックマキロイらが誘致活動
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2019/08/13号
2019/08/29更新

また地元に戻って来て!
G・マックマキロイらが誘致活動

 グレーム・マクダウェルが早くも全英オープン招致の"ロビー活動"(私的政治活動)を再開しているようだ。

帰ってこいよー

 今年の全英オープンは68年ぶりに北アイルランドのロイヤルポートラッシュで行われ、アイルランドのシェーン・ローリーが優勝。爆発的といっていい盛り上がりだった。

 「北アイルランドは1年のうち300日天気が悪く、残りの60日はすごく天気が悪い」といって笑わせるマクダウェルだが地元愛は人一倍。最終日77を叩き57位タイに終わったが「もう1度、それも早い時期にここで全英オープンを開催してほしい」と訴える。

 全英オープンは現在セントアンドリュース、カーヌスティなど8コースが持ち回りで開催しているが、ロイヤルポートラッシュは51年にホストコースになって以来開催されていなかった。復帰を目指しマクダウェルをはじめローリー・マキロイ、ダレン・クラークらがR&Aに積極的な“ロビー活動"を行い、今回開催にこぎつけた。

 しかし彼らは「1回限りとは思っていない」とロイヤルポートラッシュのレギュラーローテーション入りを希望している。

 マクダウェルはポートラッシュのお隣ラスモアGC育ち。世界最古のオープンの地元開催は幼いころからの悲願だった。その思いはポートラッシュ育ちのマキロイも同じ。

 「これでまた10年後にポートラッシュで開催しますと言われたら、いま皆が共有している熱が冷めてしまう」と危惧するマクダウェルは「5年後の24年にロイヤルポートラッシュに(全英が)戻ってくるという内輪話がある」と明かしている。

 今後は22年のロイヤルリバプールまで決定済みだが、それ以降のスケジュールは公表されていない。果たして北アイルランド勢の野望「5年後の開催」は実現するのだろうか?

  
【関連記事】こちらも注目です!
2015/11/02 68年ぶり!マキロイの出身地、北アイルランドで全英OP開催
2019/03/22 どうなる?ブレグジット。全英オープンにも影響が

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト