いよいよ全英OP本命は当然”あの二人”意外な”穴も”
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/07/30号
2019/08/26更新

いよいよ全英OP
本命は当然”あの二人”意外な”穴も”

 来週は今季メジャー最終戦の全英オープン。スポーツベット(賭博)が盛んなアメリカのブックメーカーが設定したオッズ(払い戻し倍率)から、今大会の優勝候補の顔ぶれを確認してみよう。

全英の大本命、メジャー男・ケプカ(右)とマキロイ

 先週、ラスベガスのブックメーカーが発表したオッズによれば、優勝候補の一番手はブルックス・ケプカとローリー・マキロイで、オッズは8/1(1の掛け金に対し、8+1=9の払い戻し)。

 ケプカは昨年の全米プロ優勝以降、メジャーでは2位タイ、優勝、2位と実績で他を圧倒。優勝最右翼は当然だろう。なお、その年のメジャーすべてで2位以内をマークした例は過去にない。

 対するマキロイも、地元(北アイルランド)開催の今大会には並々ならぬ熱の入れようだ。2週間前、同じく母国開催のアイリッシュオープンを、メディアやファンから集中する注目を避けてか、スキップ。一足早く会場のロイヤルポートラッシュで練習する姿がとらえられている。

 オッズ3番手は、ダスティン・ジョンソンとタイガー・ウッズが14/1で並走。

 さらに、ジャスティン・ローズ、昨年優勝のフランチェスコ・モリナリ、先のアイリッシュオープンを制したジョン・ラーム、ザンダー・ショーフリー、そしてリッキー・ファウラーの5人が20/1のオッズで並んでいる。

 ちなみに松山英樹は30/1で13番手グループだ。

 ブックメーカーとは別に、テレビ局のCBSもスポーツベットに力を入れている。こちらで目を引くのが、ジョーダン・スピースの評価だ。ラスベガスが25/1(10番手)なのに対し、CBSは20/1。ラームなどと並んで6番手と、優勝候補の上位に加えている。そして、「コンピュータがはじき出したこの結果には我々も驚いている」と、自身のホームページで取り上げている。

 全英での復活はあるのか?今大会の「穴」として注目したい。

  
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