酒絶ちできたらゴルフしよう!地元警官が粋な計らい!?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2019/05/28号
2019/06/07更新

酒絶ちできたらゴルフしよう!
地元警官が粋な計らい!?

 ゴルフには地域の治安を安定させる効果がある?という話をアメリカから。

 アメリカのニューハンプシャーの警察官、ジャスティン・マクガイヤーさんは、ひとりの厄介者に頭を抱えていた。マーク・イファンティスというアルコール中毒者で、酒を飲んで暴れる彼をマクガイヤーさんは何度も捕まえていた。しかし、彼と頻繁にかかわるうちに、少しずつ親しくなり、ともにゴルフをすることを知ったマクガイヤーさんは「もし酒断ちしたら、ゴルフに招待してやる」と約束したという。

 すると、イファンティスさんは1月に自らアルコール中毒治療のリハビリセンターに入所、4月の終わりに退院した。少なくとも100日間は酒断ちしたイファンティスさんに対し、マクガイヤーさんは「アルコールを断つのは大変なことだ。実際、彼ができるか正直わからなかった。でも、私はただ、自分が情熱を傾けるゴルフを同じように愛する人によくしたいと思っただけ。約束は守ります」と語り、用意を進めていた。

 すると、この話を知った地元のゴルフショップが新しいクラブのセット、地元のカントリークラブが10ラウンド分のプレーフィを寄付してくれることとなり、イファンティスさんに与えられた。当初の約束どおり、まもなく二人はラウンドすることになるという。

 今回は、話が大きくなってしまっただけに、イファンティスさんはもう地元では酒を買いたくなっても買いにくいだろうし、酒を飲んで暴れることもなくなるかもしれない。これにてめでたしめでたしとなるか!?

  

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