今年もプラチナ!マスターズチケットが高騰中
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/26号
2019/03/22更新

今年もプラチナ!
マスターズチケットが高騰中

 マスターズの入場券が高騰している。昨年7684ドル(80万円)だった全日券がすでに1万1450ドル(126万円)に。今後どこまで上がるのだろうか?

 正規チケットは、開催される年の前年の1月までに主催者に購入申し込みを行い、運が良ければ抽選でプラチナチケットが手に入る仕組み。当選確率はラクダが針の穴を通るほどなので流通マーケットで転売されるのだが、その額が天井知らずの勢いだ。

 定価は月曜から水曜までの練習ラウンド3日間は1日75ドル(8000円)。本戦の4日間は115ドル(1万2500円)。

 ところがオンラインチケットサイトの「スタブハブ」で現在売られている入場券の価格はもっとも安い月曜日(練習日)が546ドル(約6万円)。しかし月曜はお目当ての選手がやってくるとは限らない。そこでパー3コンテストも観戦できる水曜日のチケット(もちろんこちらも練習日)に食指が伸びるが、価格は月曜の2倍1125ドル(12万6000円)に跳ね上がる。

 大会初日は2200ドル(24万円)。もちろんこれは1人分の入場料だから家族4人で観戦しようと思えば軽く1日100万円かかることになる。

 経済的に余裕のある方には本戦4日間の通しチケットがオススメ(?)。価格は最低でも6490ドル(約71万4000円)で最高1万1450ドル(126万円)と大台超え。昨年比5割アップと上昇率も桁外れだ。

 唯一の救いはバッジ(入場券)を持っているパトロンひとりにつき8歳~16歳のジュニアが1人無料で入場できるというジュニア優遇プログラムがあること。

 会場周辺にはチケットを求めて野宿する人々が出没するが、コースから830メートルの境界線の外で売り買いするのはオーケー。だが境界線内の取引は禁止されている。逮捕されることもあるのでご注意を!

  
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