ついに妹も戴冠!豪州でコルダスラム達成相成る
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/12号
2019/03/07更新

ついに妹も戴冠!
豪州でコルダスラム達成相成る

  コルダ姉妹の妹ネリーが米女子ツアーⅠSPSハンダオーストラリア女子オープンで優勝。全豪を巡るファミリーヒストリーのコンプリートだ。

 5歳年上の姉ジェシカも7年前に優勝している大会。テニス選手だった父ペトルさんは96年に全豪オープンに勝っており、同じくテニス選手の弟のセバスチャンは昨年全豪オープンジュニアで優勝。ネリーが勝ったことで母以外の一家全員が「全豪タイトルホルダー」になるという快挙だ。「きっとここ(オーストラリア)にはなにか特別な空気が流れているんだわ」と20歳にしてツアー通算2勝目を挙げたネリー。

 住まいのあるフロリダで娘の朗報を待っていた父には電話で報告。「すごく喜んでくれたわ。おめでとう、これでお前も“コルダスラム"の一員だな、って言ってくれました」と声を弾ませた。

 父がグランドスラム大会を初制覇した際に生まれたのが、左右の足をハサミのように開脚して飛び跳ねる“コルダキック別名“シザー(ハサミ)キック"。ファミリーの風習にのっとり7年前にはジェシカが、昨年はセバスチャンが、父が編み出したコルダキックを踏襲。もちろん大トリを務めたネリーも優勝カップを手に長くスラリと伸びた脚をハサミのように開いてジャンプしカメラに収まった。「すごく特別な瞬間でした。やっぱり(家族の)みんなが勝っているだけにプレッシャーはあったけれど、その分達成感も大きかったわ」とネリー。

 試合に出場していなかった姉にはテレビ電話で連絡をとったが「あまりにもジェシカが興奮して叫びっぱなしだったから、ほとんどなにを喋っているのかわからなかった(笑)」。

 ちなみに母レジーナさんも1988年のソウル五輪にテニスのチェコ代表として出場した経験を持つ。以前から小誌は“コルダ家最強説"を唱えてきたが、やっぱり、そうでしょ!?

  
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