今さら!?ノーマンが殿堂入りってアジアのね
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/10/16号
2018/11/01更新

今さら!?
ノーマンが殿堂入りってアジアのね

  グレッグ・ノーマンが「ゴルフ殿堂」入りすることが決まった。「今さら?」と思う向きもいるだろうが、今回は「アジアゴルフ殿堂」だ。あまり聞いたことがない「殿堂」だが……。

入れるものは入っとく!?

 殿堂入りは、今年の11月2日からタイ、バンコクで開催されるアジア・パシフィック・ゴルフ・サミットの期間中に正式発表されるという。

 世界ランキングでは331週、タイガー・ウッズに次いで2位の長期間王座を守ったノーマン。米ツアー20勝、世界で85勝し、2001年にはすでに「世界ゴルフ殿堂」入りは果たしている。しかし、なぜノーマンがアジアの殿堂に? もちろん、選手時代の実績もさることながら、リオ五輪の中国チームの特別コーチを務めたことや、ベトナムなどでコース設計を行っていることなどがポイントになったようだ。ただ「アジアゴルフ殿堂」側からすれば、ノーマンの名前を借りて、サミットや殿堂の知名度を上げようという狙いがあるようで、一方ノーマン側からすれば、ゴルフ場設計などで、アジア地域でビジネスを広げるために殿堂入りを利用したいというのが本音なのだろう。

 このゴルフの殿堂、シンガポールに本部を持つ「アジア・パシフィック・ゴルフ・グループ」という組織が運営しており、おもに中国、ベトナムなどのゴルフ界のトップが集まっている。ちなみに、昨年はISPSの半田晴久会長が殿堂入りした。

 このほか、プロで殿堂入りしているプレーヤーには韓国のK・J・チョイやタイのトンチャイ・ジェイディなど。実績からいえば、松山英樹が入ってもおかしくはないだろう。本人が入りたいかは別として……。

  
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