新しい風が愛知から。「スポンサー探しもやります」で、協会発足
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/10/16号
2018/10/19更新

新しい風が愛知から。
「スポンサー探しもやります」で、協会発足

  今年の春、「愛知県プロゴルフ協会」が発足したのをご存知だろうか。地元プロに活躍の場をというのが狙いだが、今週は"ビッグな試合"が開催中だ。

桑原克典

 同協会の副会長を務めるのは、地元出身でツアー2勝の桑原克典(49)。「僕たちの時代はいい時代で、出ようと思えば試合がありましたが、いまは違います。なんとか地元の若手プロが活躍する場を作りたい」と、発足の理由を話す。当初は、桑原を含め10人もいなかったメンバーだが、現在は70人。メンバー自身はもちろんプレーヤーであり、自分たちでスポンサーも探す営業マンの顔も持つ。桑原は「正直、若いころは自分たちでスポンサー探しをすることになるとは思いませんでした」と"嘆く"が、そこに暗さはない。「愛知県は大きな県で、スポンサーになってくれる企業もありますから」と前向きだ。

 実際に努力が実を結び、地元企業のアーレックス株式会社がスポンサーに名乗り。賞金総額650万円、優勝賞金160万円の"ビッグな"試合「アーレックスカップマッチプレー選手権」が開催の運びとなった。日程は、10月1~4日で、初日は18ホールストロークプレーの予選ラウンドで、2日目からは9ホールのマッチプレー、最終日は18 ホールマッチプレーによる決勝と3位決定戦で、観戦は無料。しかも、舞台は愛知が誇る名コース、愛知カンツリー倶楽部だ。桑原も「スポンサー、ゴルフ場の皆さんのご協力で実現できた大会。普段なかなかプレーできる機会がないコースでもあるので、ギャラリーとしてプレーはもちろんコースを見て回るのも楽しいのではないでしょうか」。

 173頁から、独自の"文化"を誇る「名古屋ゴルフ」について紹介しているが、このような新しい取り組みも、また名古屋ならではといえるのかも。ひとつ願わくば、天候に恵まれることだが……。

  
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