ジンクス崩せるか?国内ブランドからカーボンドライバー
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/09/04号
2018/08/24更新

ジンクス崩せるか?
国内ブランドからカーボンドライバー

 ツアープロの使用率が高く、アマチュアの間でも人気の高いテーラーメイド、キャロウェイなどの海外メーカー。それに対抗するかのように、老舗国内メーカー、ダンロップとブリヂストンの2社でも、秋の新作ドライバーに海外ブランド同様のカーボンクラウンを搭載してきた。

  以前は、カーボン素材を採用したドライバーは売れないというジンクスがあった。過去に、プロギア「TR-XDUO 370」のようなヒットもあるものの、2002年に発売されたキャロウェイ「C4」やフェースにカーボン素材を使ったテーラーメイドの二代目「グローレ」など、商業的には“失敗したモデルの印象が強い。それを変えたのが「マルチマテリアル」と銘打ち、カーボンクラウンを採用したテーラーメイドの「M」シリーズだ。昨年はキャロウェイの「エピックスター」も大ヒット。カーボンが売れないという神話も過去のものになった感がある。

  ダンロップは、スリクソン「Z785」「Z585」の2機種を9月22日に発売する。ゼロから設計を見直したという「ゼロ スリクソン」をコンセプトにカーボンクラウンとカップフェースを採用。ヘッド後方が大きく安心感のある形状は、過去モデルの歯ごたえのある印象を一新している。ブリヂストンは、カーボンクラウンにアモルファス金属弦を組み合わせた「筋金」入りでボール初速をアップするという「ツアーB XD-3」を9月14日に発売する。

  国内アスリートブランドの意欲作、果たして外ブラに対抗できるだろうか。


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