有名メジャーリーガーがゴルフができず不調に
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/06/5号
2018/06/01更新

有名メジャーリーガーが
ゴルフができず不調に

 ゴルフの上手い野球選手は多いが、「野球でのスランプ脱出にはゴルフがいい」と主張する選手がいる。

 ニューヨーク・メッツの強打者ヨエニス・セスペデスがその人。「強打者が調子を落とし、スランプになった時に、まずするのがゴルフだ。そんなバッターはたくさんいる」という。

 セスペデスは32歳。メッツと4年間1億1000万ドル、年俸約30億円という契約を結んでいる“ビッグな"選手。いわゆるホームランバッターだが、生涯打率も3割近い。ただ、今季の打率は2割を切るという絶不調に陥っている。その理由をニューヨークタイムズ紙の記者に聞かれて、「今年はまだゴルフをしていないからだ」と答えたという。

 ひざの故障もあって、ゴルフを止められているようなのだが、「ゴルフでは、良いショットを打つため、腕を内側に畳んでボールを見続ける。それが野球でも役に立つんだと思う」という。つまり、ゴルフをしていると、野球でもボールを引きつけられるようになるということなのだろう。実は、セスペデスは「野球を引退後はプロゴルファーになりたい」とも語っている大のゴルフ好き。あるいは、本業の不振から、単に気分転換にゴルフをしたいと思っているだけなのかもしれない。

 そういえば、日本の野球界では、2014年にリーグ優勝した巨人は、その後、日本一どころかリーグ優勝からも遠ざかっている。よもや、15年の秋季キャンプでゴルフ禁止令が出た影響ではあるまいが……

 
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