週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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大雪でコースへの影響は……？

　22日の大雪では都心でも20センチを超える積雪。ゴルフ場への影響はどうだっただろうか。

まず、首都圏で雪が降るとたいていニュースで冒頭に映し出される八王子市内にある八王子ＣＣに聞いてみた。

「雪が降り出した22日月曜日は、前日までにお客さまから全組キャンセルが入り、朝からクローズしました。積雪量は23日朝６時の時点で29センチもあり、24日まで除雪でクローズ。25、26日は以前から予定していたクラブハウスの修理でクローズ」。取材した23日時点では「再オープンは27日土曜日を予定していますが……」と同ＣＣ予約受付係の杉本容子さん。

同じ内陸部でも雪の降り出しが13時過ぎだった埼玉県の玉川ＣＣでは、22日にラウンドしたお客が７組もあったという。「大半のお客さまは前日までにキャンセルなさったのですが、当日、来場された方も７組あり、午前中スルーで回っていただきました。最終的に18ホール完走したのは６組。１組だけ途中で上がられました」（同ＣＣ・フロント主任の荻野寛太さん）。ちなみに積雪量は22センチ。再オープンは26日を予定しているが、やはり寒波が気になるという。

一方、比較的温暖な海岸沿いのゴルフ場は、最小限の影響で済んだようだ。神奈川県の湘南シーサイドＣＣでは「22日当日は午前中から降雪がありましたが、営業していたので２組の来場があり、18ホール完走して帰られました。積雪量は10センチ程度で、その日のうちに除雪できて、クローズしたのは23日の１日だけ。24日から営業中です」と、副支配人の荒川芳雄さん。お隣の茅ヶ崎ＧＣも「23日の天気がよくて、雪は１日で全部溶けました」（フロント係の佐藤さん）というから、同じ首都圏でも内陸部と海岸沿いでは、明暗がはっきり分かれた１週間だった。

　
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