自分で解析してくれるパター登場
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/13号
2018/02/13更新

自分で解析してくれるパター登場

 米国テーラーメイドから、自分のパッティングストロークの解析ができるパター、「スパイダーインタラクティブ」が発表された。

グリップエンドに装着されたセンサーをスマホと連動するもので、別に付属するセンサーなしのグリップエンドと交換することで、通常のパターとしても使用できる。見た目はおなじみの「スパイダー」そのままだ。測定できるのは、ストロークのテンポやヘッドスピード、フェースローテーションやインパクトでのロフト・ライ角など11項目。測定された情報が、手持ちのスマホに送信される仕組みだ。

グリップエンドに取り付けるセンサーの技術は、ゴルフや野球の解析を手がけるブラストモーション社によるもの。同社はモーションセンサーでの分析をもとにした、オンラインでのゴルフコーチ事業も行っており、単に測定だけでなく、このパターを使ったパッティング改善のためのドリルを行うことも可能だという。

グリップエンドに他社の技術によるセンサーを取り付けるアイデアは、コブラでも「コブラコネクト」というサービスで採用していて、センサー付きのクラブを購入できる。こちらのセンサーは、アーコスゴルフによるものだ。ギアライターの児山和弘氏によれば「これまでは、かなり重量のあるセンサーを取り付けるものが多かったですが、このモデルはパターだけの重量で測定できるのがメリット」だという。ネック形状の異なる2モデルがあり、アメリカでの価格は約399ドル。発売は3月23日からということだが、日本での発売予定は今のところないようだ。

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