“寄付天使”が日本を制し、初出場で全米女子戴冠。韓流が止まらない
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/08/08号
2017/08/07更新

“寄付天使”が日本を制し、
初出場で全米女子戴冠。韓流が止まらない

 推薦枠でのエントリーながらサマンサタバサレディースを制して話題になった韓国のキム・ヘリム。一方、海の向こうの全米女子オープンも韓国女子の独壇場だった。

 キムは日本ツアー初出場初優勝の快挙で韓国メディアも驚きを隠さない。獲得賞金の10%を寄付することから"寄付天使"と呼ばれ、飛距離アップのための肉体改造で一日に卵30個を食べたというエピソードから"卵ゴルファー"という別名もあったが、今回の優勝で「ワンショット・ワンキラー(一撃必殺)」とも。キムはすでに今季韓国ツアーで2勝を挙げており、賞金ランクも2位(7月20日現在)で賞金女王のタイトルも射程圏内。本人も「日本に行くことになっても、韓国賞金王のタイトルは必ず獲りたい」と語っている。

 このキムの快挙以上に大きく報じられたのが、パク・ソンヒョンの全米女子オープン優勝だった。昨季の韓国ツアー賞金女王で今季からアメリカに進出した彼女にとっては、アメリカ初優勝がメジャー制覇となった。パク・セリが98年の全米女子オープンを制して以降、韓国人が同大会を制したのは9人目で「韓国選手には全米女子オープン優勝DNAがある」と報じるメディアもあったほどだ。

 しかも、今大会ではアマチュアながら2位になった"スーパー女子高生チェ・ヘジンを含め、上位10人中8人が韓国人だった。そのため「全米女子オープンならぬ"コリア・オープン"だった」(『チャンネルA』)という見出しも。ネットメディア『スポーツ・チャンネル』も、「日本とアメリカの舞台を占領した韓国ナンジャ(娘子)たち。やはり韓国はゴルフ強国だった」と誇らし気に報じた。

 まあ、ぐうの音も出ませんが……。

 
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