今週全英OP、大本命なきレースの1番人気はさて……?
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/07/18号
2017/07/07更新

今週全英OP
大本命なきレースの1番人気はさて……?

 今週は今季メジャー第3戦の全英オープン。"大本命"が見当たらない今回、欧米のブックメーカー(賭け屋)は、さてどのような見立てを?

 ブックメーカーは各選手の優勝した場合の支払い倍率(オッズ)を設定するのだが、男子メジャーの優勝者は2年前の全米プロ以降、7大会連続でメジャー初戴冠。いわゆるダークホースの優勝が多く、オッズの設定はさぞや"悩ましい"に違いにない。

 ひと月前の全米オープンは、ダスティン・ジョンソン(13/2、掛け金2に対し13+2=15の払い戻し)を筆頭に、ジョーダン・スピース、ローリー・マキロイ、ジェイソン・デイが4強だった。

 しかし、結果は35位タイに終わったスピースを除く、3人が予選落ちという予想外の展開に。

 それでも、彼らに代わる本命は見当たらず、米ゴルフメディアには「(全英オープンでは)マキロイは一度勝っている。ジョンソンは何度も優勝に迫っている。デイは、過去予選落ちは1度しかない。彼らに注目しないわけにはいかない」という評があった。

 で、6月末、イギリスのブックメーカー「ベット365」は、本命に9/1のオッズでジョンソン、マキロイ、スピースの3人を並べていた。対抗は16/1でセルヒオ・ガルシアとヘンリク・ステンソン。なお、松山英樹は20/1で8番手だった。

 ところが、先々週のアイルランドオープンでマキロイが予選落ちしたことで、オッズが変動(10日現在)。

 ジョンソンとスピースは変わらずだが、マキロイのオッズは12/1で3番手。

 代わって上昇したのは、同大会優勝のホン・ラーム。28/1から14/1となり、4番手に。その分、松山は9番手に下がった。

 なお、ネットには110/1のオッズが設定された谷原秀人を"穴"として推す、ベット愛好家の書き込みが見られた。

 
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