ミケルソンがヘルニア手術。発表が遅れたワケとは?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/11/29号
2016/11/28更新

ミケルソンがヘルニア手術。
発表が遅れたワケとは?

 フィル・ミケルソン(46)が、ヘルニアの手術を受けていたことが明らかになった。手術が行われたのは10月19日だ。

こっそり(?)手術していた

 「へその後ろにくるみの大きさのヘルニアがあった。出べそのように見えるがそうではない。でも大した問題ではなかった。プレーをしている時に影響を与えているわけではないし、ヘルニアが出てきたら、押し戻していた。ただ、どうしても気になるし、激しい集中した練習ができなかったんだ」とミケルソン。

 ヘルニアを経験したスポーツ選手は多いし、手術自体は難しいものではないとされている。手術から完治まで、人によっても異なるが、おおよそ4~6週間といわれている。

 となれば、例年のように1月末のキャリアビルダーチャレンジあたりからの復帰が予想されるが、気になる点もないではない。まず第1に手術のニュースが、かなり遅れて伝わってきたこと。それこそ、大した問題ではないことから、発表が遅れたのかもしれないが、特定の米ゴルフ誌以外には、手術後、本人やマネジャーからの直接のコメントが差し控えられているのだ。

 昨シーズン、ミケルソンは、全英オープンでの2位を含めて、トップ5入り6回、今シーズンの初戦セーフウェイ(10月13〜16日)で8位タイ。さほど調子は悪くなかったのだろうが、2013年以来、勝利の美酒を味わっていない。

 ツアー42勝の彼もすでに46歳。チャンピオンズツアー入りまでにもうひと花咲かせたいところだが、今回のヘルニアの手術が、吉と出るか凶と出るか、年明けの米ツアーでのプレーに注目だ。

 
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